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J-GLOBAL ID:201602242810835012   整理番号:16A1085308

浸水想定および避難に関わる情報提示が住民避難意向に与える影響に関する研究

A study on the effect of information about the assumed inundation and the evacuation on resident’s intention to evacuate
著者 (4件):
資料名:
巻: 35  号: 特別号  ページ: 79-90  発行年: 2016年10月07日 
JST資料番号: L0381A  ISSN: 0286-6021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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人口過密地域において大規模水害時に身を守る方法として,安全な高さが確保できる自宅などにいる屋内安全確保という方策もあるが,浸水が長期継続した場合には孤立状態が長期化する可能性がある。そこで,このような避難誘導方策をとる場合の課題について検討した。埼玉県および東京都を流れる荒川の下流域における河川氾濫による大規模水害を想定した。住民の避難意向を,インターネットを利用した調査により把握し,情報提供実験から屋内安全確保をふまえた避難に関わる情報提供をした場合における住民の避難意向の変化とその特性を住民意識の観点から分析した。結果,大規模水害時に生じうる浸水域での待避生活の困難性については認知度が低いこと,また住民の災害に備える主体性を欠いた状態で想定浸水深や待避生活の困難性といった情報を提示した場合,自宅待避が可能であっても指定避難所等へ避難する意向が高まることなどを示した。
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (16件):
  • 片田敏孝・桑沢敬行・信田 智・小島 優:大都市大規模水害を対象とした避難対策に関するシナリオ分析,土木学会論文集B1(水工学), Vol.69, No.1, pp.71-82, 2013.
  • 内閣府:避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライン(平成26年9月), http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/guideline/guideline_2014.html, 2016年4月7日
  • 福長秀彦・入江さやか・山口 勝:台風による初の特別警報と住民の意識・避難行動 ~沖縄市での世論調査から~,放送研究と調査,第65巻第1号,pp.2-21,2015.
  • 福長秀彦・入江さやか・山口 勝:台風による初の特別警報と避難情報 ~自治体はどう対応したか~,放送研究と調査,第64巻第11号, pp.2-27, 2014.
  • 片田敏孝・及川 康・児玉 真:行動指南型洪水ハザードマップの開発,土木学会論文集D3, Vol.67, No.4, pp.528-541, 2011.
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