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J-GLOBAL ID:201602244653844773   整理番号:16A1371974

ビルエネルギー管理システム:インテリジェントかつアダプティブなビルの時代

Building Energy Management Systems: The Age of Intelligent and Adaptive Buildings
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 25-39  発行年: 2016年 
JST資料番号: W2237A  ISSN: 1932-4529  CODEN: IIEMAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビルオートメーションシステム(BAS)あるいはビル制御システム(BCS)は,一般に,ビルエネルギー管理システム(BEMS),物理的セキュリティ及びアクセス制御,火災/生命安全,及びその他のシステム(エレベータ,館内放送,及び閉回路テレビ)からなる。BEMSは,ビルの暖房・換気・空調(HVAC)及び照明システムを制御する。より具体的には,エアハンドリングユニット(AHU),冷却装置,及び加熱要素などのHVAC主要構成要素を制御する。BEMSは,現代のビルに不可欠な構成要素であり,見かけ上矛盾する要求を課せられている。すなわち,居住者の快適性を維持しながらエネルギー消費を最小限に抑えるという要求である。米国では,毎年,総エネルギー消費量の約40%,また総電力消費量の70%がビルに費やされている。これらの数値は,総エネルギー消費量の約30%,また総電力消費量の60%がビルに費やされているという世界統計と同程度である。ビルは,世界のサイバーフィジカルシステム(スマート・シティ)の不可欠な部分であり,周囲とともに進化し,また相互に影響し合う。ビルは,長年にわたり使用されるため,熱特性が低下し,屋内空間(とくに商業ビル)の配置が変わり,そして利用パターンが変化する。時間がたてば,その内側(及び外側)の微気候は,ビルの改装は言うまでもなく,周囲の建物,影の模様,都市の気候変化に適応する。したがって,理想的に設計されたBEMS/HVACシステムの場合でも,常に変化する不確実な屋内及び屋外環境のため,その性能がしばしば期待を満たさなくなる。残念ながら,BEMSの複雑さ,常に変化する大量のデータ,及び進化するセンサフィード間の相互関係は,次善最適挙動の特定を困難にしている。したがって,従来のデータマイニングアルゴリズムやデータ分析ツールは,しばしば不適切である。本論文では,多くの(矛盾することが多い)要求を持つ最新のBEMSに関連する問題を概説する。膨大でしばしば不完全なデータ集合,制御及びセンシング,そしてこれらの複雑なシステムが本質的に進化するものであるため,計算知能(CI)技術が,最善のエネルギー効率,エネルギーセキュリティ,及び建物内の居住者の快適性に対する自然な解決策を提示する。本論文では,CIをBEMSで利用できるような全体アーキテクチャを詳細に示し,最後にBEMSドメインにCI手法を用いた実アプリケーションの事例を説明した。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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各種建築物一般  ,  エネルギー消費・省エネルギー  ,  人工知能 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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