文献
J-GLOBAL ID:201602244691800319   整理番号:16A0712999

アジア女性の卵巣癌における血漿リピドミクス変化を明確化する多変量データ分析と対で用いる高性能質量分析

High resolution mass spectrometry coupled with multivariate data analysis revealing plasma lipidomic alteration in ovarian cancer in Asian women
著者 (8件):
資料名:
巻: 150  ページ: 88-96  発行年: 2016年04月01日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
卵巣癌(OC)は女性の婦人科悪性腫瘍による死を招く最も一般的な原因である。この死に至る疾病の早期検出のための信頼できる診断用の生物標識の識別はOCの死亡率を減少するために重要であった。OC患者の血漿リゾホスファチジン酸(LPA)水準は健常者と比較し増大した。このため,リピドミクスはOCの診断用の生物標識を見いだすための優れた開発の可能性を有していた。今回,主成分分析(PCA)および(直交)部分最小二乗判別分析[(O)PLS-DA]を含む多変量データ分析と対で用いる超高速液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレーイオン化-QTOF-質量分析(UPLC-ESI-QTOF-MS)に基づく非標的リピドミクス手法をOC患者の血漿中の強力な診断用生物標識の開発のために利用した。今回の方法によりOC患者を健常人およびOC疾患における重要な脂質混乱を示す良性婦人科腫瘍疾患と区別することができた。MSおよびMS/MSデータの高分解能および高正確度を利用することにより,特異的脂肪酸鎖を有するリゾホスファチジルコリン(LPC),ホスファチジルコリン(PC)およびトリアシルグリセリン(TG)を含む強力な生物標識を識別した。興味深いことには,良性腫瘍のOC群および健常者と比較するとき,LPCは上方制御およびPCおよびTGは下降制御であり,およびグリセロホスホリピッド代謝物は鍵である径路として,特には疾病の調節を不調にするホスホリパーゼA2(PLA2)酵素活性として出現した。今回の研究により,OCのための基本となる機構への新規洞察を提供し,およびMS系リピドミクスが疾患のための新規臨床生物標識を発見する強力な方法であることを証明した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  腫ようの診断 

前のページに戻る