抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,米国サンフランシスコ市のPavement to Parks Programによるパークレットとプラザを題材に,人間の交流・滞在の場所としての道路の一部を計画・デザイン・利用する場合の課題と要点を分析考察しする。パークレット及びプラザの立地動向としては,設置・整備されている道路の半数以上が,近隣商業型の路面店の集積によって特徴づけられていること,大半は公共的なアクセスが得られやすい(不特定多数が利用しやすい)立地にあることが明らかになった。デザインの特徴については,以下の4点が明らかになった。1)人間的で好ましいアメニティが達成できていること。2)着座空間のデザインは,不特定多数が滞留しても相互に干渉せず滞留し続けることが可能である。3)公共空間としてのパークレットと商業空間である店舗前のテラス席との区分はほぼできていて,多様な活動を包括する自由な公共空間としてデザインされている。4)公共空間として人にとっての居心地の良さが重視されている。