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J-GLOBAL ID:201602245156885142   整理番号:16A1295147

骨質粗鬆症の治療のための天然物:骨芽細胞による骨形成を促進する作用とメカニズム

Natural products for treatment of osteoporosis: The effects and mechanisms on promoting osteoblast-mediated bone formation
著者 (7件):
資料名:
巻: 147  ページ: 46-58  発行年: 2016年02月15日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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要約:骨粗鬆症は全身的な代謝性骨疾患であり,骨量,骨質の低下およびマイクロアーキテクチャーの劣化で特徴付けられる。破骨細胞による骨吸収が骨芽細胞による骨形成より大きいことによって生じる骨リモデリングの不均衡はこのような病理的な骨疾患を生じさせる。伝統的な漢方製剤(TCM)は骨粗鬆症を予防し,治療することに長く使われ,化学合成剤に比べ副作用が少なく,長期使用に適しているために広く注目され,内外で研究されてきた。ここでは,著者らは骨芽細胞に関して強調し,抗骨粗鬆症作用をもつTCM由来活性成分に関する詳細な研究進展と骨芽細胞による骨形成を促進する分子メカニズムを要約する。腎臓の正常化,脾臓の正常化とうっ血除去効果を全部持つTCMが骨粗鬆症を治療する潜在的効果をもつことが結論される。骨芽細胞の増殖と分化を促進する作用をもつTCMに由来する活性成分にはフラボノイド類,グリコシド類,クマリン類,テルペノイド類(セスキテルペン類,モノテルペノイド類,ジテルペノイド類),フェノール酸,フェノール類他(四量体スチルベン,アントラキノン,ジアリールヘプタノイド)がある。それから上記天然物による骨形成作用が骨特異性基質蛋白質(ALP,BSP,OCN,OPN,COLI),転写因子(Runx2,Cbfa1,Osx),シグナル経路(MAPK,BMP),局所因子(ROS,NO),骨芽細胞のOPG/RANKL系およびエストロゲン様生物活性の発現に制御されることが確認された。全ての研究は臨床適用と共に骨粗鬆症を治療する薬剤研究と開発のための理論的な基盤を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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運動器系の基礎医学  ,  生薬の薬理の基礎研究 
物質索引 (1件):
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