抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本特集では,自作のソフトウエアをGitHubに公開し,Pull Requestを出せるようになるまでを手引する。第2章では,Gitの基本的な使い方について解説する。最初に,Gitをインストールして初期設定し,作業ディレクトリとリポジットリを作るまでを説明する。リポジットリとは,ソースコードや変更履歴を保存するところである。これでGitが使用できるようになったので,ソースコードを作成してリポジットリにコミットする。ソースコードを作成・編集すると,いつ,誰が,何を編集したかは自動的に記録される。また,何を,どう編集したかは,差分をとることで機械的に判断できる。しかし,なぜそうしたかは,開発者が書き込む必要がある。それが,コミットである。ここでは,ソースコードを作成し,編集し,マージする方法と,それぞれの場合にコミットする方法を説明する。