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J-GLOBAL ID:201602245549662077   整理番号:16A1058237

再生医療用の炎症感受性in situ高性能足場

Inflammation-sensitive in situ smart scaffolding for regenerative medicine
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 39  ページ: 17213-17222  発行年: 2016年10月21日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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組織工学分野の急速な進歩に対処するためには,臨床現場では組織修復を促す足場となる担体(組織足場)を組み合わせて適用することが不可欠である。したがって,微小環境での物理化学的変化に応答することができる新しい「知的」生体材料の開発が最も重要である。本研究では,生体適合性刺激応答性ポリアニリン-多層カーボンナノチューブ/ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PANI-MWCNT/PNIPAm)複合ナノファイバーネットワークを開発した。この表面は生理学的温度調節細胞グラフト化現象を実証した。複合ナノファイバーは,促進in situ重合とその後の電界紡糸の二段階プロセスにより調製した。最薄直径を有する個々のナノファイバ中に滑らかな表面を得るために,成分比と電界紡糸条件を最適化した。FTIR分光法により分子構造の温度依存再配置の特性解析を行った。また同時に表面形態,平均直径および孔径に反映される高分子組立て構造の変化を走査型電子顕微鏡を用いて決定した。最初に,細胞膜とのin situ足場形成の過程での温度依存性相互作用の機構を調整するために,ナノファイバの温度感受性成分(コイル状および球状コンホメーション)の計算機モデル化により刺激応答性を最適化した。複合ナノファイバーネットワークの制御可能な応答性を調べるために開発した線維芽細胞を用いたin vitroモデル試験によれば,ナノファイバーネットワークは優れた生体適合性を示し,炎症に対する優れた感受性もみられ,創傷治癒プロセスを遅らせる局所領域アシドーシスを防ぐのに有効であった。細胞接着および剥離を観察したところ,生理学的温度により調節され,複合ナノファイバー上で移植細胞が正常に増殖することが分かった。したがって,本研究では,高度制御が可能な組織再生および再生医療用の生理学的温度依存性炎症感受性高性能生体材料を初めて開発した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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アクリル樹脂  ,  炭素とその化合物  ,  医用素材 
タイトルに関連する用語 (5件):
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