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J-GLOBAL ID：201602245993904742   整理番号：16A1215585

テーマ書評-シリーズ101 マーケティングにおけるコンテクストの役割

著者 (1件)： 磯田友里子 (早稲田大 大学院商学研究科)
資料名： マーケティングジャーナル  (Japan Marketing Journal)
巻： 36  号： 2  ページ： 162-174  発行年： 2016年09月30日 
JST資料番号： F1704A  ISSN： 0389-7265  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マーケティングにおいては,「製品アフォーダンスとアドホックカテゴリーに基づいたポジショニング」「コンテクスト・デザインによるバイアスの克服」に加え,これらを知覚者である「消費者の特性(ブランド知識や個人特性)」に合わせて柔軟に対応させることが重要である。知識は,身体感覚や周辺環境と相互依存するものであるとする新しい認知の理論「グラウンデッド・コグニッション」を中心にレビューを行い,こうした知見が,マーケティングや経済学でどのように位置付けられてきたかを検討した。

シソーラス用語： *認識 ,  消費者 ,  *消費者行動 ,  *消費者志向 ,  知識 ,  知覚 ,  環境 ,  体性感覚 ,  依存性 ,  理論 ,  マーケティング
準シソーラス用語： *グラウンデッドコグニッション ,  グランデッドコグニッションセオリー ,  周辺環境 ,  身体感覚 ,  相互依存性

分類 (1件)： マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (39件)：

• Bagchi, Bagchi, and Amar Cheema (2013), ”The Effect of Red Background Color on Willingness-to-Pay : The Moderating Role of Selling Mechanism,” Journal of Consumer Research, 39(5), 947-960.
• Barsalou, Lawrence W. (1999), ”Perceptual Symbol Systems,” Behavioral and Brain Science, 22(4), 577-660.
• Barsalou, Lawrence W. (2008a), ”Cognitive and Neural Contributions to Understanding the Conceptual System,” Current Directions in Psychological Science, 17(2), 91-95.
• Barsalou, Lawrence W. (2008b), ”Grounded Cognition,” Annual Review of Psychology (59), 617-645.
• Barsalou, Lawrence W. (2010), ”Grounded Cognition: Past, Present, and Future,” Topics in Cognitive Science, 2(4), 716-724.

タイトルに関連する用語 (5件)： テーマ ,  書評 ,  マーケティング ,  コンテクスト ,  役割