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J-GLOBAL ID:201602246710758667   整理番号:16A1366867

ROD-SAN:ウェークアップ受信機を用いた高エネルギー効率・高応答の無線センサおよびアクチュエータネットワーク

ROD-SAN: Energy-Efficient and High-Response Wireless Sensor and Actuator Networks Employing Wake-Up Receiver
著者 (7件):
資料名:
巻: E99.B  号:ページ: 1998-2008(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0467A  ISSN: 1745-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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無線センサおよびアクチュエータネットワーク(WSAN)は,実時間センシングデータに基づいて送信されたアクチュエーションコマンドに迅速に応答することができる一方で,ネットワーク寿命を延ばすためにエネルギー効率と低レイテンシの双方を実現する必要がある。これらの2つの要件は,一般に,各ノードがよく知られているデューティサイクリングモードで動作するときのトレードオフの関係にある。すなわち,ノードは,他のノードからの通信要求を速やかに検出するために無線インターフェイス(IF)を頻繁にアクティブにする必要がある。無線センサネットワーク(WSN)の最近の文献で活発に研究されているこの固有のトレードオフを解消する1つのアプローチは,各ノードにインストールし,通信要求の検出にのみ使用するウェークアップ受信機の導入である。各ノード内のメイン無線IFは,ウェークアップ受信機で受信したウェークアップメッセージによって,必要な場合にのみ,すなわちオンデマンドでウェークアップされる。本稿では,オンデマンドWSANを実現するためにウェークアップ受信機の概念を適用した無線オンデマンドセンサおよびアクチュエータネットワーク(ROD-SAN)を紹介した。初めに,コンピュータシミュレーションにより,ROD-SANのデータ収集速度,パケット配信レイテンシ,エネルギー効率,およびIEEE802.15.4eで定義されているデューティサイクリングモードを評価した。次に,ウェークアップシグナリングの最下層から情報モニタリングとネットワーク制御の機能を提供するアプリケーション層までのすべてのプロトコルを含むROD-SANのテストベッド実装を紹介した。最後に,450m×200mの規模の屋外エリアに20ノードを展開した実証実験で得た実験結果を示した。コンピュータシミュレーションと実験によって得られた数値結果から,高エネルギー効率かつ高応答のWSANを実現する上でROD-SANが有効であることを確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
計測機器一般  ,  計算機網  ,  通信網  ,  無線通信一般 
引用文献 (19件):
  • [1] I.F. Akyildiz and I.H. Kasimoglu, “Wireless sensor and actor networks: research challenges,” Ad Hoc Networks, vol.2, no.4, pp.351-367, Oct. 2004.
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  • [3] Y. Zhang, A. Breeschoten, X. Huang, N. Kiyani, A. Ba, P. Harpe, K. Imamura, R. de Francisco, V. Pop, G. Dolmans, and H. de Groot, “Improving energy-efficiency in building automation with event-driven radio,” Proc. 2011 International Conference on Wireless Communications and Signal Processing (WCSP), pp.1-5, 2011.
  • [4] N. Bressan, L. Bazzaco, N. Bui, P. Casari, L. Vangelista, and M. Zorzi, “The deployment of a smart monitoring system using wireless sensor and actuator networks,” Proc. 2010 First IEEE International Conference on Smart Grid Communications, pp.49-54, 2010.
  • [5] R.C. Carrano, D. Passos, L.C.S. Magalhaes, and C.V.N. Albuquerque, “Survey and taxonomy of duty cycling mechanisms in wireless sensor networks,” IEEE Commun. Surv. Tutorials, vol.16, no.1, pp.181-194, Feb. 2014.
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