文献

J-GLOBAL ID：201602247590968766   整理番号：16A0800879

QCD因子分解におけるB^±→ρ⁰(ω)π^±→π⁺π^-π^±に対する局在化直接CP不変性の破れ

Localized direct CP violation for B^±→ρ⁰(ω)π^±→π⁺π^-π^± in QCD factorization

著者 (5件)： WANG Chao (Beijing Normal Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Chao (Northwestern Polytechnical Univ., Shaanxi, CHN) ,  WANG Zhen-Yang (Beijing Normal Univ., Beijing, CHN) ,  ZHANG Zhen-Hua (Univ. South China, Hunan, CHN) ,  GUO Xin-Heng (Beijing Normal Univ., Beijing, CHN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 93  号： 11,Pt.B  ページ： 116008.1-116008.9  発行年： 2016年06月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重いクォーク極限での信頼できるアプローチであると予想されるQCD因子分解におけるρ-ω混合の組み入れによる崩壊B^±→ρ⁰(ω)π^±→π⁺π^-π^±に対する局在化積分CP非対称性とρ-ω混合によって生じた符号の変化を研究した。結果は,実験データと整合が取れるものであり,筆者らの以前の研究で得られた素朴な因子分解アプローチにおけるものよりもより正確であった。0.750<m(π⁺π^-)_low<0.800GeVにおけるA^Q_CPの値はそれぞれ-0.0724から-0.0389まで変化した。この結果は,特に符号は,実験データと一致した。ρ-ω混合なしの右CP非対称性パラメータを得ることが出来なかった。領域0.470<m(π⁺π^-)_low<0.770GeV,および0.770<m(π⁺π^-)_low<0.920GeVにおける局在化積分非対称性A^Ω_CPの値はそれぞれ0.0220から0.0531および-0.0522から-0.0303まで変化し,実験データと一致した。これは,0.470<m(π⁺π^-)_low<0.770GeV,および0.770<m(π⁺π^-)_low<0.920GeVの間のCP非対称性の符号変化を説明した。ρ-ω混合がπ⁺π^-)_lowのρ⁰(770)ピーク近傍のCP不変性の破れの非対称性の符号の変化に寄与すると結論づけた。

シソーラス用語： CP不変性 ,  *対称性の破れ ,  分解 ,  *量子色力学 ,  B中間子 ,  ρ中間子770 ,  ベクトル中間子 ,  π中間子 ,  ω中間子783 ,  *混合
準シソーラス用語： *CP不変性の破れ ,  QCD【素粒子】 ,  ρ中間子 ,  ω中間子 ,  因子分解 ,  *中間子混合

分類 (2件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W) ,  中間子の崩壊  (BF03040D)

タイトルに関連する用語 (4件)： QCD ,  因子分解 ,  局在化 ,  CP不変性の破れ