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J-GLOBAL ID:201602247639882201   整理番号:16A1185163

黄河上流域のHetaoの水路システムにおける現場の灌漑水利用のモデル化と評価: トウモロコシ,ヒマワリおよびスイカへの適用

Modeling and assessing field irrigation water use in a canal system of Hetao, upper Yellow River basin: Application to maize, sunflower and watermelon
著者 (8件):
資料名:
巻: 532  ページ: 122-139  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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潅漑における節水は,黄河上流域における重要課題である。過剰潅漑は,水の浪費,地下水位の上昇や塩分増加をもたらす。作物の大きな分散に関連した土地の細分化は潅漑システムに農業水文学的な複雑性を付加する。HYDRUS-1DモデルをFAO-56二重作物係数アプローチ(dualKc)と結合させて,水と塩分の移動過程のシミュレーションに適用した。2012年と2013年にHetao潅漑地区の典型的な潅漑水路システムの支配地域内で,トウモロコシ,ヒマワリおよびスイカについて現地実験を実施した。2年間の実験データを用いて3つの作物畑でモデルのキャリブレーションを行うとともに,検証した。土壌水分,塩分濃度と収穫高のシミュレーションは,観測値に良く適合した。その上で,灌漑水の利用を評価し,その結果,過剰潅漑によって多量の灌漑水が浸透するが,毛管上昇を通じたその再利用もまた極めて大きいことがわかった。その再利用は,地下水の急速な横方向への移動に由来して隣接地域から浸透した水を畑で再利用する方法で,大規模な細分化された畑の全体にわたる作物の分散によって促進されている。有益な水利用は,以前の研究者には考えられていなかったこの様相を考慮することで改善できる。無益な蒸発と根域への塩分集積は,浅い地下水位のため,非生長期に顕著に増大することがわかった。結論として,節水対策を適用する場合は,潅漑時期の設定や技術改良に関連して作付けパターンの分布と地下水管理に対して細心の注意を払うべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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農業土木 

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