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J-GLOBAL ID:201602247701397457   整理番号:16A1195979

非ステロイド系抗炎症剤のin vitro抗排卵活性の評価とメダカ(Oryzias latipes)のin vivo生殖毒性との比較

Assessment of in vitro antiovulatory activities of nonsteroidal anti-inflammatory drugs and comparison with in vivo reproductive toxicities of medaka (Oryzias latipes)
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資料名:
巻: 31  号: 12  ページ: 1710-1719  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)は治療薬として広く用いられている。しかしそれらの薬理活性は水生脊椎動物の生殖に対する潜在的なリスクに関する懸念が高まっている。本研究ではNSAID誘発性の抗排卵活性を評価するためのin vitroモデルとしてメダカ排卵アッセイを用いた。まずジクロフェナクナトリウム(DCF),ケトプロフェン(KP),サリチル酸(SA),メフェナム酸(MA)及びアセチルサリチル酸(ASA)を含む5種類のNSAIDsの産卵している雌の卵巣から単離した卵胞に対する抗排卵活性を試験した。試験したすべての化合物の中でDCCFが最も強い抗排卵活性を有しており,50%阻害をもたらす濃度(IC50)は101μMであった。MAは2番目に強い阻害剤であったが,KP,SA及びASAは卵胞の排卵に対し阻害効果をほとんど示さなかった。5種類のNSAIDsのin vitro抗排卵活性はヒトCOX-2に対する阻害活性に関する公表データと良好な相関を示した。次に排卵アッセイが魚類の潜在的な生殖毒性を適切に予測するアッセイかを評価するために最も強い及び最も弱いNSAIDSとしてそれぞれDCFとSAを選択して生身の魚の生殖に及ぼす影響を調べた。DCFに曝露した雌では濃度依存的に産卵数と生殖腺重量指数(GSI)の増加が起きたが,これはおそらく雌の無排卵によるものである。対照的にSAではメダカに急性致死をもたらす20mg/lまで雌の繁殖力とGSIは減少しなかった。以上のことから,メダカ排卵アッセイにはNSAID誘発性の抗排卵活性の強度が反映されており,それ故NSAID誘発性の生殖毒性を予測するためのin vitroモデルとして使えると結論した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (8件):
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その他の汚染原因物質  ,  水質汚濁一般  ,  有機化合物の毒性  ,  動物に対する影響  ,  魚類  ,  生殖器官  ,  環境問題  ,  バイオアッセイ 
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