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J-GLOBAL ID：201602247743371619   整理番号：16A0665286

メタ磁性体MnCo_0.92Fe_0.08Ge化合物の磁気と構造特性

著者 (8件)： 大園康介 (鹿児島大 理) ,  三井好古 (鹿児島大 理) ,  廣井政彦 (鹿児島大 理) ,  梅津理恵 (東北大 金属材料研) ,  高橋弘紀 (東北大 金属材料研) ,  松林和幸 (東大 物性研) ,  上床美也 (東大 物性研) ,  小山佳一 (鹿児島大 理)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2015  ページ： 109-110  発行年： 2016年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MnCoGeは470Kにおいてマルテンサイト変態を起こし,キュリー温度は約355Kと報告されている。著者らはCoをFeで置換したMnCo_1-xFe_xGeの相図を作製した結果,0.07<x<0.10において磁気相転移とマルテンサイト変態が同時に生じることを見出した。この結果は磁場誘起マルテンサイト変態の可能性を示している。本研究では,強磁場中X線回折により,常磁性母相から強磁性マルテンサイト相への磁場誘起マルテンサイト変態について調べた。その結果267Kにおいて,磁場を印加することにより母相六方晶からマルテンサイト相である斜方晶への磁場誘起構造相転移を観測することができた。この結果は,両相が持つ磁気モーメントの違いに起因することを示唆している。

シソーラス用語： *磁性体 ,  *ゲルマニウム合金 ,  マンガン含有合金 ,  コバルト含有合金 ,  鉄含有合金 ,  *磁気転移 ,  *マルテンサイト変態 ,  *誘導 ,  磁場効果 ,  *結晶構造 ,  六方晶系 ,  斜方晶系 ,  *メタ磁性体 ,  *磁場誘起

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (3件)： メタ磁性体 ,  磁気 ,  構造特性