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J-GLOBAL ID:201602247832060732   整理番号:16A1362337

KCl(100)およびNaCl(100)表面上に吸着したPTCDAの蛍光スペクトルにおける表面誘起振動モード

Surface induced vibrational modes in the fluorescence spectra of PTCDA adsorbed on the KCl(100) and NaCl(100) surfaces
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号: 48  ページ: 32891-32902  発行年: 2016年12月28日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ペリレン-3,4,9,10-テトラカルボン酸二無水物(PTCDA)分子の蛍光スペクトル中の低エネルギー振動モードに対する,実験-理論の組合せ研究を報告する。非常に低い被覆の場合,(100)配向アルカリハライド膜(KClおよびNaCl)上のテラス部位あるいは残存階段に局在した部位に,孤立分子が吸着した。PTCDA分子は表面吸着により幾何構造的に歪む(C2v)だけで,低エネルギーモードが光学遷移と結合し,これは,親分子の平面状(D2h)PTCDA分子では生じなかった。モードの数およびエネルギーは,規則的テラス部位に吸着した分子と,階段端部位に吸着した分子では異なった。階段端部位で出現するモードは,拘束回転の性質を示した。光学遷移へのこの結合は,階段端部位の一層の対称性低下の結果である。KClよりNaClの方で,より多数の振動モードが見出された。これは,KClに比べて,NaCl上へのPTCDAのより強固な静電的結合で説明できた。これは,光学遷移に分子座標における大きな変化を誘起し,これにより,Franck-Condon因子増大およびより強固な結合が生じた。これらの結果から,低表面濃度における分子の吸着部位に関する情報を得るために,光学分光がどのように利用できるかを実証できた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  有機化合物のルミネセンス  ,  分子の電子構造 
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