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J-GLOBAL ID:201602248998019410   整理番号:16A1364232

コムギにおけるSrCadの遺伝子マッピングとUg99黒さび病抵抗性のマーカー利用選抜のためのSNPマーカーの開発

Genetic mapping of SrCad and SNP marker development for marker-assisted selection of Ug99 stem rust resistance in wheat
著者 (14件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 1373-1382  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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[キーメッセージ]マーカー利用選択とマップベースクローニングに使用できる新しいSNPマーカーは,Ug99黒さび病に対する抵抗性を付与するコムギ遺伝子SrCadをもつ染色体領域を飽和させる。[要約]Puccinia graminis f.sp.triticiによって引き起こされるコムギの黒さび病は,世界中のコムギの壊滅的な病害である。効果的な抵抗性をもつ品種の育成は,この病害を制御する第一の手段であったが,Ug99のような新たな病原菌の出現は,ほとんどのコムギ品種を脆弱にしてしまった。染色体腕6DS上に位置する黒さび病抵抗性遺伝子SrCadは,2005年以降,ケニアのニョロで実施された圃場育種において,多様なUg99系統に対する優良な抵抗性を提供してきた。SrCad遺伝子座と密接に連鎖するSNPマーカーを同定するために3つの遺伝的集団を供試した。評価した220のSNPマーカーのうち,27個がSrCad遺伝子を囲む2cM領域内に位置することがわかった。これらのSNPの診断能について,SrCad遺伝子の有無がわかっている主にカナダ起源の多様なコムギ50系統で評価した。SrCad遺伝子と近接して連鎖している3つのSNPマーカーと,SrCad遺伝子と共分離するひとつのSNPは,SrCad遺伝子の有無を完全に予測できた。また,これらのマーカーによって,SrCad遺伝子を染色体腕6DSの同じ領域に位置するSr42やSrTmp遺伝子から区別できる。これらのマーカーは,Ug99黒さび病に対するSrCadベースの抵抗性をもつ新しいコムギ品種を育成するためのマーカー利用選抜育種に有用である。Copyright 2016 Crown Copyright Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
麦  ,  菌類による植物病害  ,  分子遺伝学一般 

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