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J-GLOBAL ID：201602249054519987   整理番号：16A1329827

昆虫をめぐる外来生物問題 2015年に日本へ侵入したクスベニヒラタカスミカメMansoniella cinnamomiの分布拡大状況

著者 (3件)： 長島聖大 (伊丹市昆虫館) ,  岩崎拓 (貝塚市自然遊学館) ,  山田量崇 (徳島県博物館)
資料名： 昆虫と自然  (Nature & Insects)
巻： 51  号： 14  ページ： 26-29,1(2)  発行年： 2016年12月30日 
JST資料番号： F1251A  ISSN： 0023-3218  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クスベニヒラタカスミカメMansoniella cinnamomiは,カスミカメムシ科,シダカスミカメ亜科,ヒラタカスミカメ族,ベニヒラタカスミカメ属に属し,タイプ産地は,中国湖南省である。国内の発見は,2015年10月1日に大阪府岸和田市で発見されたのが最初であり,その後関西圏で急速に分布を拡大しつつある。本種は,クスノキの葉で吸汁摂食を行い,加害された葉には特徴的な褐色斑紋が生じる。枯れ死させることはないが,ひどく加害を受けた木は樹勢を落としたり,夏季に落葉することもある。

シソーラス用語： *カスミカメムシ科 ,  *外来種 ,  *生息分布 ,  *クスノキ ,  摂食 ,  植物成長
準シソーラス用語： *クスベニヒラタカスミカメ ,  Mansoniella cinnamomi ,  *外来生物 ,  吸汁 ,  樹勢

分類 (2件)： 個生態学  (EE03020H) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 昆虫 ,  外来生物 ,  日本 ,  侵入 ,  分布 ,  拡大 ,  状況