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J-GLOBAL ID：201602249081575910   整理番号：16A0317766

モンゴル高原のアルカリ性湖における微生物過程とその活性を制御する因子【Powered by NICT】

Microbial processes and factors controlling their activities in alkaline lakes of the Mongolian plateau

著者 (5件)： Namsaraev Zorigto B (National Res. Centre “Kurchatov Institute”, Akademika Kurchatova pl. 1, Russia, Moscow) ,  Zaitseva Svetlana V (Lab. of Microbiology, Inst. of General and Experimental Biology, Siberian branch RAS, Russia, Buryat Republic) ,  Gorlenko Vladimir M (Winogradsky Inst. of Microbiology RAS, Russia, Moscow) ,  Kozyreva Ludmila P (Lab. of Microbiology, Inst. of General and Experimental Biology, Siberian branch RAS, Russia, Buryat Republic) ,  Namsaraev Bair B (Lab. of Microbiology, Inst. of General and Experimental Biology, Siberian branch RAS, Russia, Buryat Republic)
資料名： Chinese Journal of Oceanology and Limnology  (Chinese Journal of Oceanology and Limnology)
巻： 33  号： 6  ページ： 1391-1401  発行年： 2015年 
JST資料番号： W1447A  ISSN： 0254-4059  CODEN： CJOEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モンゴル高原の顕著な特徴は,-30~30°Cの間の空気温度の広い範囲がある。夏の高い温度,大気風化と乾燥気候は,年当たり6-7か月氷で覆われていることを多数のアルカリ性ソーダ湖の形成をもたらした。研究期間中に,湖は8.1~10.4の間のpH値と1.8と360g/Lの間で塩分を有した。化学組成によると,湖は,炭酸ナトリウム,ナトリウムクロリド-カルボナートと硫酸炭酸塩ナトリウムタイプに属する。本報では,水の化学的組成に関するデータは,研究した湖の微生物マット及び堆積物中の微生物プロセスの速度の測定の結果,および環境変数と微生物活動データの主成分分析の結果を提示した。温度は化学組成と微生物活性の両方に影響を与える最も重要な因子であった。pHと塩分は,微生物プロセスのための重要な因子でもある。主に塩分と湖沼水の化学組成による影響を受けている暗CO_2固定。総光合成と硫酸還元はpHにより影響を受けた。光合成は一次生産の主要な過程であるが,研究した湖沼で定量した最高速度(386mg/(L.d))は,熱帯域に位置する湖の微生物マットにおけるより2-3倍低かった。これは,年当たり3-4か月続く比較的短期の温暖期によって説明することができる。暗CO_2同化(59.8mg/(L d))の最高の測定速度は光合成速度よりはるかに低かった。硫酸塩還元の最大速度は60mg/(L d)であったが,メタン生成はモンゴル高原のアルカリ性湖で75.6μL CH_4/(L d)であった。硫酸塩還元中の有機物消費速度はメタン生成に関連することよりも3-4桁大きかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 湖沼水 ,  気温 ,  pH【水素イオン指数】 ,  *湖沼 ,  メタン化 ,  光合成 ,  硫酸 ,  塩分 ,  *モンゴル国 ,  主成分分析 ,  化学組成 ,  *微生物 ,  炭酸ナトリウム ,  *高原
準シソーラス用語： *アルカリ性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 湖沼学,河川学  (DC07050J)

タイトルに関連する用語 (8件)： モンゴル ,  高原 ,  アルカリ性 ,  湖 ,  微生物 ,  過程 ,  活性 ,  因子