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J-GLOBAL ID：201602249319559617   整理番号：16A0069102

低速軸流圧縮機に及ぼす単一円周溝型ケーシング・トリートメントを用いた安定性増強の実験的研究【Powered by NICT】

Experimental investigation of stability enhancement with single circumferential groove casing treatment on a low speed axial compressor

著者 (5件)： Li Jichao (Key Lab. of Advanced Energy and Power, Inst. of Engineering Thermophysics, Chineses Acad. of Sciences, Beijing) ,  Liu Le (Key Lab. of Advanced Energy and Power, Inst. of Engineering Thermophysics, Chineses Acad. of Sciences, Beijing) ,  Du Juan (Key Lab. of Advanced Energy and Power, Inst. of Engineering Thermophysics, Chineses Acad. of Sciences, Beijing) ,  Wang Sichen (Key Lab. of Advanced Energy and Power, Inst. of Engineering Thermophysics, Chineses Acad. of Sciences, Beijing) ,  Lin Feng (Key Lab. of Advanced Energy and Power, Inst. of Engineering Thermophysics, Chineses Acad. of Sciences, Beijing)
資料名： Hangkong Xuebao  (Hangkong Xuebao)
巻： 36  号： 5  ページ： 1422-1431  発行年： 2015年 
JST資料番号： W1470A  ISSN： 1000-6893  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 円周ケーシング溝は軸流圧縮機の安定運転範囲を増加することが知られている;しかし,安定性増強が起こる機構についてはほとんど理解されていない。本論文では,軸方向の種々の位置での単一の円周ケーシング溝の安定性増強効果を研究するための低速軸流圧縮機に関する実験研究を行う。溝は前縁後縁に向かってから移動するとき安定エンマスメント改善の完全な変化則を得た。最適な溝は翼端の軸方向翼弦の40%~60%の位置に位置することを見出しており,最悪の溝は翼端の軸方向翼弦の27%の位置の近くに位置していた。これに基づき,滑らかなケーシングと比較して異なる溝位置と先端漏れ流とロータ後流に対する影響を分析するためにケーシングとロータ後流で行った動的測定。これらの結果は,最適な溝は界面の前方移動を遅延させることができることを明らかにし,それはまた,翼通過周波数(BPF)の周波数帯域のパワーを向上させ,0.5BPFの力を弱めることができる。しかし最悪の溝では,界面が前縁であふれ出さ,失速までに溝を横断できない;それが失速開始を誘導する擾乱の円周方向伝搬に影響を与えるであろう。ロータ後流で1bpfと0.5BPFの出力に及ぼすその効果は非常にわずかである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 失速 ,  周波数 ,  後縁 ,  伴流 ,  周波数帯 ,  翼端 ,  軸方向 ,  *低速度 ,  翼弦 ,  界面 ,  前縁 ,  *軸流圧縮機
準シソーラス用語： 漏れ流 ,  *実験研究 ,  *ケーシング , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 航空機の空気力学  (QK02010T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 低速 ,  軸流圧縮機 ,  円周溝 ,  ケーシング ,  トリートメント ,  安定性 ,  増強 ,  実験的研究