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J-GLOBAL ID:201602249796211431   整理番号:16A0741356

Sr2Bi2O5光触媒の構造,光学的,電子的性質に及ぼすLaドーピングの効果

Effects of La doping on structural, optical, electronic properties of Sr2Bi2O5 photocatalyst
著者 (9件):
資料名:
巻: 658  ページ: 139-146  発行年: 2016年02月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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単相Sr2Bi2O5を,700°C,6hでの異種二金属錯体前駆体Sr[Bi(DTPA)]・9H2O(DTPAはジエチレントリアミンペンタ酢酸である)のか焼によって得た。Sr[Bi(DTPA)]・9H2Oから調製したSr2Bi2O5サンプルの結晶構造,表面積,形態,表面化学状態,および吸収特性に及ぼすLaドーピングの効果を調べた。低いLa量(3および5mol%)を有するサンプルには僅かな不純物相も検出されず,一方,Sr6Bi2O9およびSrCO3のような不純物相が8および10mol%の大きなLa量を有するSr2Bi2O5サンプル中に観察された。Sr2Bi2O5のBrunauer-Emmett-Teller表面積はLaの量と共に僅かに増加した。高分解能透過型電子顕微鏡観察が,未ドープおよびLaドープSr2Bi2O5の両方のサンプルについて非晶質相の無い明瞭な結晶面を明らかにした。一方,X線光電子分光が構成金属の原子価状態はSr2+,Bi3+,およびLa3+であることを示した。Sr2Bi2O5結晶相中のLano溶解度をRaman散乱測定から決定した。La原子はドーピング量が低い時にBiサイトを置換し,La量が高い時に,BiとSrの両方のサイトはLaによって置換された。Sr2Bi2O5の電子構造はLaドーピングによって改良され,La量の増加と共に吸収端の赤シフトをもたらした。LaドーピングによるSr2Bi2O5のバンドギャップの狭まりをエネルギーバンド計算において再生した。イソプロパノールの酸化についての可視光照射の下でのSr2Bi2O5の光触媒活性がLaのドーピングによって向上した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・磁器の性質  ,  光化学一般  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 

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