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J-GLOBAL ID：201602250009767498   整理番号：16A0764170

アルミニウム合金のマルチ組織制御と高強度・高延性化への挑戦

著者 (1件)： 里達雄
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 66  号： 8  ページ： 433-443  発行年： 2016年08月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナノ構造相を有するアルミニウム合金は通常の展伸材の2倍以上の引張強さが得られている。このようにアルミニウム合金に様々な工夫を凝らすことによって飛躍的な高強度化が可能である。本解説では,アルミニウム合金の高強度・高延性化に寄与すると期待されるマルチ組織の概念ならびに制御プロセス,種々の合金での事例について紹介した。また,空間的に組み合わせることのほかに,例えばナノクラスタなどを活用し,組織制御を図る手法について説明した。リサイクル性を一層高めるために不純物元素の有効活用も求められ,その1つの例として,加工-半溶融成形プロセス(D-SSFプロセス)について述べた。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  引張強さ ,  ナノ構造 ,  延性 ,  *金属組織 ,  制御 ,  ナノクラスタ ,  リサイクル ,  半溶融金属 ,  チキソキャスト ,  *機械的性質 ,  合金元素 ,  規模 ,  析出硬化
準シソーラス用語： マルチスケール ,  組織制御 ,  半溶融成形

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  組織的硬化現象  (WB01020C)

引用文献 (26件)：

• 1) 例えば,「アルミニウム技術戦略ロードマップ2014」,日本アルミニウム協会,(2014).
• 2) 平 博仁:軽金属,65(2015),426-431.
• 3) 吉田英雄,林 稔,則包一成:軽金属,65(2015),441-454.
• 4) 例えば,櫻井健夫,桑原利彦,宇都宮裕,山中晃徳,西田進一:軽金属,65(2015),535.
• 5) 井上明久,木村久道:軽金属,49(1999),214-221.

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミニウム合金 ,  マルチ ,  組織制御 ,  高強度 ,  高延性