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文献
J-GLOBAL ID:201602250183186886   整理番号:16A1261051

収着カートリッジとそれに続く二段階溶出法を用いた第2世代E-タバコから生成する化合物の測定

Determination of Chemical Compounds Generated from Second-generation E-cigarettes Using a Sorbent Cartridge Followed by a Two-step Elution Method
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 549-555(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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電子タバコ(E-タバコ)の煙を分析する分析法を開発し,10種類の第2世代E-タバコにより生成するカルボニル化合物と揮発性有機化合物を測定した。粒子状物質用のガラスフィルター(Cambridgeフィルターパッド)と,気体化合物用のCarboxen-572を充填した固体収着剤チューブを使用して,E-タバコの煙を収集した。次に,二硫化炭素とメタノールを用いた二段階溶出法と,それに続く高速液体クロマトグラフィー(HPLC)とガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)を用いて,これらを分析した。一部のE-タバコでは,HPLCによりホルムアルデヒド(FA),アセトアルデヒド(AA),アセトン(AC),アクロレイン(ACR),プロパナール(PA),アセトール(AT),グリオキサール(GO),およびメチルグリオキサールを検出した。GC/MSによりプロピレングリコール(PG),グリセロール(GLY),および一部のエステルを検出した。GOとMGOは主に粒子状物質として存在する。AA,AC,ACR,PAとATは主に気体化合物として存在する。FAは粒子状物質と気体状化合物の両方として存在する。これらのカルボニル化合物は炭素数C1~C3を有する。E-液体の主成分はPG(C3)とGLY(C3)である。したがって,E-タバコ内の発熱体との偶発的接触により,E-タバコ中のPGやGLYなどの液体の酸化は,カルボニル生成の可能な原因であると示唆される。パフ数が臨界点を超える場合,カルボニル生成は急速に増加してその後は一定のままである。パフ量55mL,パフ持続時間2s,パフ数30のE-タバコ喫煙プロトコルを決定するために,本研究の結果が現在使用されている。E-タバコ分析は,異なるブランドだけでなく同じ製品の異なるサンプルの間での,カルボニル濃度の非常に大きな変動を明らかにした。試験したE-タバコにおいてもカルボニル濃度の典型的な分布は観察されず,平均値は中央値と大きく異なった。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (5件):
分類 (2件):
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たばこ  ,  有機化合物の各種分析 
物質索引 (11件):
物質索引
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引用文献 (15件):
  • 1. D. Cressey, Nature, 2013, 501, 473.
  • 2. H. A. Gilbert, Patent US3200819 Smokeless non-tobacco cigarette, 1965.
  • 3. T. Schripp, D. Markewitz, E. Uhde, and T. Salthammer, Indoor Air, 2013, 23, 25.
  • 4. S. Uchiyama, K. Ohta, Y. Inaba, and N. Kunugita, Anal. Sci., 2013, 29, 1219.
  • 5. M. Laugesen, “Safety Report on the Ruyan® E-cigarette Cartridge and Inhaled Aerosol”, 2008, Health New Zealand Ltd., Christchurch, New Zealand
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