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J-GLOBAL ID:201602250319479203   整理番号:16A1133173

クロロフェノール除去のための2,4-ジクロロフェノールヒドロキシラーゼ:基質特異性および触媒活性

2,4-Dichlorophenol hydroxylase for chlorophenol removal: Substrate specificity and catalytic activity
著者 (5件):
資料名:
巻: 82  ページ: 74-81  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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クロロフェノール(CPs)は一般的な環境汚染物質である。そのため,それらの除去を容易にするこれまでと異なる手法が評価されている。本研究では,2,4-ジクロロフェノール(2,4-DCP)ヒドロキシラーゼを用いて,25°Cおよび0°Cにおける19CP同族体の活性および除去能の系統的な解析を行った。その結果,2,4-DCPヒドロキシラーゼのCPに対する基質特異性が幅広いことがわかった。3-CP,2,3,6-トリクロロフェノール,2-CPおよび2,3-DCPを含む特定のCP同族体に対する2,4-DCPヒドロキシラーゼ活性は,以前に報告された2,4-DCPヒドロキシラーゼの適した基質である2,4-DCPに対する活性よりも高かった。CP同族体に対するヒドロキシラーゼ活性の促進に補因子が必要であるのかどうかを検証するためにFADを添加し,添加したFADにより異なるCP同族体に対するヒドロキシラーゼ活性が1.33倍から5.13倍に有意に増加することを見出した。酵素的ヒドロキシル化段階におけるCP分解の代謝経路を,19CP同族体に対する酵素活性の分析に基づいて予備的に提案した。2,4-DCPヒドロキシラーゼのCPに対する0°Cでの高い活性および除去速度が,この酵素のCP同族体への低温適応性を高めていることを見出した:したがって,提案した除去過程は特に寒冷環境における生化学,バイオレメディエーションおよび工業過程に適用されるかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  その他の汚染原因物質 
タイトルに関連する用語 (3件):
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