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J-GLOBAL ID:201602250799736661   整理番号:16A1361791

魚介類のメチル水銀及び総水銀分析法の検証

著者 (4件):
資料名:
号: 35  ページ: 39-44  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: Y0445A  ISSN: 0911-2073  CODEN: HEKNEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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昭和48年に厚生省より通知された「魚介類の水銀暫定規制値について」に基づき,魚介類の水銀測定を行っている。その分析方法の妥当性を検証するための添加回収試験,通知された公定法には無いが当所で行っている試験操作の検証試験等を行い,次のことがわかった。1。通知された公定法に準じた総水銀分析及びメチル水銀分析,当所で以前に考案されたアルキル水銀分析の各分析法において5試料での添加回収試験を行った。その結果,平均回収率及び併行精度は,設定した目標値(平均回収率:80~110%,併行精度:10%未満)を達成し良好な結果であった。2。ECDが洗浄等で使用不可能な場合,メチル水銀分析法の代替法としてアルキル水銀分析の活用が期待できる。3。これまでに報告された魚介類の総水銀とメチル水銀の測定値の差には,両分析法の回収率の差が大きく起因していると考えられる。4。総水銀分析法で,検量線作成溶液と測定試料溶液の試薬由来のマトリックスを類似させることで分析精度の向上が図れる。5。一連の検証の中で,通知されたメチル水銀分析法では,エチル水銀が分析できないこと,また,ベンゼン中に存在するメチル水銀が水に移行し易いことが確認された。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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食品の分析  ,  動物性水産食品  ,  食品の汚染  ,  水銀とその化合物 
タイトルに関連する用語 (5件):
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