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J-GLOBAL ID：201602250832023358   整理番号：16A0842792

結晶性の高いSWCNTsをフィールドエミッターとして用いるダイオード構造の自立したフラットパネル照明デバイス

A stand-alone flat-plane lighting device in a diode structure employing highly crystalline SWCNTs as field emitters

著者 (4件)： Shimoi N. (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, 6-6-20 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, Japan) ,  Abe D. (DOWA Holdings Co. Ltd, 14-1 Sotokanda 4-Chome, Chiyoda-ku, Tokyo 101-0021, Japan) ,  Tanaka Y. (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, 6-6-20 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, Japan) ,  Tohji K. (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, 6-6-20 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, Japan)
資料名： Diamond and Related Materials  (Diamond and Related Materials)
巻： 65  ページ： 152-157  発行年： 2016年05月 
JST資料番号： W0498A  ISSN： 0925-9635  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,有機In₂O₃前駆体溶液および非イオン性界面活性剤中に分散した結晶性の高い単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)を含むカソードから構成された,単純なダイオード構造の可視光平面発光デバイスを開発し作製した。フィールドエミッターとしての高い結晶性のSWCNTsを得るために,SWCNTsを低真空雰囲気中,1300Kの高温でアニールした。一方で,アノードを,ITO膜でコートした発光体を用いて作製し,10^-4Pa以下の安定な高真空を用いた自立平面発光パネル製造のための安定な組み立てプロセスにより,ガラス板で分離されたキャビティ内のカソードと共に組み立てた。ダイオード構造を持つこのデバイスは,カソード電極における電子放出を伴い,低駆動電圧,安定な電流変動および低いエネルギー損失を持つ。さらに,発光デバイスを比較する時に重要な因子である電力消費に対する輝度は,単純なダイオードパネル中白色発光体を用いた時,1.0W以下の低い電力消費を伴い10000cd/m²以上であった。平面発光パネル中のこのカソードデバイスは,日常の毎日の照明の新たな手段を与える。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *電極 ,  *電界放出 ,  *照明器具 ,  固体素子 ,  発光 ,  酸化インジウム ,  *輝度
準シソーラス用語： SWCNT ,  フィールドエミッタ ,  照明装置 ,  発光デバイス

著者キーワード (5件)： Single-walled carbon nanotube ,  Field emission ,  Crystallinity ,  Scratch ,  Flat-plane lighting device

分類 (4件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  熱電子放出,電界放出  (BM09020S) ,  光源,照明器具  (NB12020F) ,  発光素子  (NC03082G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 結晶性 ,  フィールドエミッター ,  ダイオード ,  自立 ,  フラットパネル ,  照明