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J-GLOBAL ID：201602250854626259   整理番号：16A0336621

ICP-MS及び健康リスク評価による海洋鯨類中の微量元素の定量【Powered by NICT】

Determination of Trace Elements in Marine Cetaceans by ICP-MS and Health Risk Assessment

著者 (6件)： Ding Yulong (School of Marine Sciences,Sun Yat-sen Univ., Zhuhai) ,  Ning Xi (School of Marine Sciences,Sun Yat-sen Univ., Zhuhai) ,  Gui Duan (School of Marine Sciences,Sun Yat-sen Univ., Zhuhai) ,  Mo Hui (South China Botanical Garden,Chinese Acad. of Sciences, Guangzhou) ,  Li Yusen (School of Marine Sciences,Sun Yat-sen Univ., Zhuhai) ,  Wu Yuping (School of Marine Sciences,Sun Yat-sen Univ., Zhuhai)
資料名： Guangpuxue yu Guangpu Fenxi  (Guangpuxue yu Guangpu Fenxi)
巻： 35  号： 9  ページ： 2407-2411  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2093A  ISSN： 1000-0593  CODEN： GYGFED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 7種のクジラ類の肝臓,腎臓と筋肉試料をマイクロ波消化で消化し,誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)によって決定し,V,Cd,Cu,Zn,As,Cr,Ni,Mn,Se,Hg,及びPbの微量元素,肝臓中のZn,Cu,Cd,Hg,Seの健康リスク評価を実施した。国際ロブスター肝すい臓標準(TORT-2)の結果は,保証値と許容できる一致を示し,11種類の痕跡元素の相対標準偏差(RSD)は3.54%以下であり,この方法である鯨類中の微量元素の定量に適していることを示した。実験結果は,イルカの異なる組織および器官は異なる微量元素を有し,組織特異性を呈することを示した。微量元素の生体内蓄積能力に関する異なるイルカ間のある種間差がある。鯨類中の微量元素の分布は一定の規則性を示した:肝臓,腎臓中の多くの元素の含有量は筋肉組織の含有量よりも高く,Cu,Mn,Hg,Se,およびZnは肝臓中において高い濃度を示したが,Cdは,主に腎臓に蓄積した。肝臓における健康リスク評価によると,7種類の鯨類におけるセレンと銅の超過standardrateは100%であり,これらのクジラは微量元素の汚染を受けていたことを示唆した。実験結果は,鯨類中の微量元素の研究に有益であり,これは中国におけるstriped dolphin,バンドウイルカ,Fraserのイルカとハナゴンドウ’sイルカの器官中の濃度についての初めての報告であるが,クジラ類の保存のための貴重なデータを我々に提供するであろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 種差 ,  肝臓 ,  カドミウム ,  消化 ,  セレン ,  鉛 ,  クジラ類 ,  *ICP-MS分析 ,  銅 ,  生体内蓄積 ,  *微量元素 ,  亜鉛 ,  イルカ ,  マイクロ波
準シソーラス用語： *健康危険度評価 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分光分析  (CC03012W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ICP ,  健康リスク評価 ,  海洋 ,  鯨類 ,  微量元素 ,  定量