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J-GLOBAL ID：201602250917327708   整理番号：16A0537944

赤方偏移の情報のない新しい宇宙論的探針としての重力波標準源の非等方性

Anisotropies of gravitational-wave standard sirens as a new cosmological probe without redshift information

著者 (5件)： NAMIKAWA Toshiya (Stanford Univ., CA, USA) ,  NAMIKAWA Toshiya (SLAC National Accelerator Lab., CA, USA) ,  NISHIZAWA Atsushi (California Inst. Technol., California, USA) ,  TARUYA Atsushi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TARUYA Atsushi (Univ. Tokyo, Chiba, JPN)
資料名： YITP  (YITP)
号： 15-81  ページ： 5P  発行年： 2015年11月14日 
JST資料番号： L0911B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 宇宙論的距離にあるコンパクト連星は有望な重力波(GW)源であり,従って,GW標準源と呼ばれる強力な宇宙論的探針になると考えられる。Einstein望遠鏡(ET)などの将来のGW検出器を用いて赤方偏移がz~5までの光度距離は精密に測定できるであろう。以前に提案されたGW源を用いた宇宙論的研究は広範な電磁的追跡調査を通じて得られる個々の源の赤方偏移情報を必要とするが,本稿では,光度距離のみを用いた別の方法を提示した。大規模構造が起源の数密度と光度距離の非等方性を利用して,この非等方性がどのように測定でき,宇宙論にどのように敏感であるか吟味し,原始非Gauss性パラメータf_NLに対して期待された制限はET様検出器網でσ(f_NL)=0.54になり得ることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *重力波アンテナ ,  重力波【相対論】 ,  距離 ,  光度 ,  数密度 ,  異方性 ,  統計量 ,  *連星 ,  *中性子星 ,  *重力レンズ ,  パワースペクトル ,  SN比 ,  *ブラックホール
準シソーラス用語： 重力波標準源 ,  光度距離 ,  非Gauss性 ,  Einstein望遠鏡 ,  宇宙大規模構造

分類 (2件)： 重力理論の実験的試験及び観測  (BA07040Q) ,  恒星  (DB05000P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 赤方偏移 ,  宇宙 ,  探針 ,  重力波 ,  標準 ,  非等方性