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J-GLOBAL ID：201602250995263877   整理番号：16A0408152

波浪・海洋・堆積物結合モデルを用いた宮城・福島県沖における海底堆積物中の放射性Csの挙動把握の試み

著者 (9件)： 青木一弘 (水研セ 中央水研) ,  長谷川大介 (水研セ 東北水研) ,  黒田寛 (水研セ 北水研) ,  瀬藤聡 (水研セ 中央水研) ,  安倍大介 (水研セ 中央水研) ,  杉松宏一 (水研セ 水工研) ,  帰山秀樹 (水研セ 中央水研) ,  八木宏 (防衛大) ,  伊藤進一 (東大 大気海洋研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2016  号： 春季  ページ： 215  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京電力福島第一原子力発電所の事故直後周辺海域に漏出した放射性セシウム(Cs)の内,陸棚における海底堆積物中の放射性Cs濃度は溶存態ほどの減少はしていない。よって,本研究では3重ネスト波浪・海洋・堆積物結合モデルを用いた物理的な作用による放射性堆積物の流出・拡散について解析を実施した。モデル領域内の500m以浅に着目すると,海底堆積物中の放射性Csの総量は2011年9月までに大きく減少しており,6月までに約1割,9月までに約2割が系外に流出していた。その後も徐々に減少し,2012年末に領域内の海底に留まったのは初期値の約7割5分程度であった。特に,クレイ配分された放射性Csが大きく減少した。(著者抄録)

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  福島県 ,  海洋モデル ,  *海底堆積物 ,  *セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  浅海堆積物 ,  粒度分布 ,  粘土 ,  シルト ,  沿岸帯 ,  計算モデル ,  *放射能汚染 ,  *北西太平洋 ,  海洋循環モデル ,  波浪モデル ,  東電福島第一原子力発電所事故 ,  セシウム放射性同位体
準シソーラス用語： 沿岸域 ,  福島第一原発事故 ,  放射性セシウム ,  陸棚堆積物

分類 (2件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (12件)： 波浪 ,  海洋 ,  堆積物 ,  結合モデル ,  宮城 ,  福島 ,  海底堆積物 ,  放射性 ,  Cs ,  挙動 ,  把握 ,  試み