抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地球温暖化研究はIPCCの3つの作業部会に対応して気候予測,影響・適応策,及び社会経済シナリオ・緩和策の分野で連携して実施されている。各分野の評価対象と前提条件は相互依存する関係にあり,それらは分野間で共通に利用されるシナリオ情報となる。標題のSSPは一連の研究の基板となる社会経済の諸条件に関するシナリオで,気候変動要因の定量化や気候影響の評価で共通に利用される事が想定されている。名称に含まれるパス(pathway)は一定期間に亘る変化を経て到達したレベル(CO
2濃度など)とそのレベルに至るまでの道筋を意味する。SSPは1999年に公開され,2007年の第4次評価報告書まで中心的に使われたSRESシナリオの後継に当る。