文献
J-GLOBAL ID:201602251686819418   整理番号:16A0547582

比色プローブとしてL-酒石酸で被覆した金ナノ粒子を用いたα-アミノ酸の可視的なキラル識別のための一般的な方法

A universal strategy for visual chiral recognition of α-amino acids with l-tartaric acid-capped gold nanoparticles as colorimetric probes
著者 (4件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 1257-1265  発行年: 2016年02月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
α-アミノ酸のキラリティを識別し,定量する方法は,薬物開発や代謝プロービングにおける特異的な標的化にとって多くの重要な分野の基礎をなすものである。しかし,主に,汎用的で簡易な方法が無いために,アミノ酸のエナンチオマを簡便に区別することは,いまだに困難である。本論文では,α-アミノ酸の可視的な識別のための方法論について報告する。この方法は,L-酒石酸で被覆した金ナノ粒子(L-TA被覆AuNPs,直径は約13nm)のカイラリティに基づく。19の右旋性のα-アミノ酸の全ては,L-TA被覆AuNP溶液中では,赤から青への色変化を引き起こす。一方,システイン以外の全ての左旋性アミノ酸は,色変化を引き起こさない。このキラル識別は,肉眼および簡易な分光器により行うことができる。この方法は,複雑なキラル修飾を必要とせず,また安価なこと,材料が手に入りやすいこと,および簡素さにおいて優れている。この方法のさらに特筆すべき点は,その高い一般性であり,この方法により,ほとんど全ての天然のα-アミノ酸エナンチオマを識別することが可能である。この汎用的な方法は,アミノ酸の高効率のキラル識別に利用できる可能性を持つ。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
アミノ酸  ,  有機化合物の化学分析  ,  分子の立体配置・配座 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る