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J-GLOBAL ID:201602251846088477   整理番号:16A1335886

希土類金属イオンの吸着剤としての遺伝子工学性微生物系統株の凍結乾燥粉末の応用利用

Application of Freeze-Dried Powders of Genetically Engineered Microbial Strains as Adsorbents for Rare Earth Metal Ions
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 40  ページ: 26524-26531  発行年: 2016年10月12日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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近年,希土類金属の需要が伸びていることから,希土類金属の効率的単離採取法の開発が求められている。本研究では,様々な工学性B.subtilis168の粉末に吸着捕捉した希土類金属の吸着組成比を比較した。すなわち,4種類の菌株〔野生型(WT),リポテイコ酸欠失(ΔLTA),細胞壁テイコ酸欠失(ΔWTA),および細胞壁ヒドロラーゼ欠失(EFKYOJLp)〕の粉末をそれぞれ吸着剤として希土類金属を吸着抽出した。吸着能はEFKYOJLp>WT>ΔLTA>ΔWTAの順で,これは菌株の持つ‘りん’量の順番と同じであった。各粉末を16種類の希土類金属イオン含有溶液に加えて金属イオン除去量を調べた。その結果,4種類の菌粉末とも,スカンジウムイオンの除去率が最も高く,ランタンイオン除去率が最も低かった。ランタニドイオン間の分布係数差はEFKYOJLpおよびΔWTAが他の菌株よりも大きかったことから,EFKYOJLpおよびΔWTA粉末はランタニドイオン類の選択的抽出に利用できそうであった。ΔLTA粉末は希土類金属イオンと混合すると凝固する。EFKYOJLpも同じ条件で凝固するが,その綿状化活性はΔLTAのそれよりも低かった。ΔLTAおよびEFKYOJLp粉末は,WTおよびΔWTA株に比べて長形状を持つことから,細胞形は希土類金属イオンとの沈殿反応において重要役割を果たすと考えられた。
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分類 (2件):
分類
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有機第3族元素化合物  ,  微生物の生化学 

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