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J-GLOBAL ID:201602251974321703   整理番号:16A1259790

Niドープ酸化クロムセラミックナノ構造の周期的フラクタルナノ対称の構造,形態および光学的変化

Structural, morphological and optical changes in periodic fractal nanosymmetries of Ni doped chromium oxide ceramic nanostructures
著者 (6件):
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巻: 42  号:ページ: 4952-4963  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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未ドープおよびニッケルドープ酸化クロム(Ni2+:Cr2O3)バルクセラミックナノ構造を標準の固相反応法で調製した。サンプルの構造,表面形態および光学的性質を,X線回折(XRD),Raman分光,およびエネルギー分散X線分光と組み合わせた走査型電子顕微鏡(SEM/EDX),および光ルミネセンス(PL)を用いて調べた。本研究は,化合物の構造および形態特性における不規則に影響する主たる因子が,置換体の半径,原子価および電荷不整合であり,ナノ構造セラミックスの成長において重要な役割を演ずるとするアイディアに基づいていいる。X線回折結果が,Niを5wt%までのドーピングの成功裏の導入を示すピークの拡幅と肩を有する菱面体結晶構造を明らかにしている。Ramanの結果がNi量によるCr2O3に付随する振動モードのシフトを示した。A1g対称の551cm-1における強いバンド,その他のEg対称を全てのNCOサンプル中に観察した。遷移金属イオンの存在がNCO-3%における353cm-1モードに対する青シフトを導入し,一方,NCO-1%サンプルにおいては556cm-1モードについての赤シフトであった。フラクタルタイプナノ三角形とナノシートにおける動的構造変化をNiドープ酸化クロムセラミックスのSEM顕微鏡画像中に観察した。ナノダイヤモンド状八面体も10wt%Niドーピング比において観察し,これはSierpinski三角形の周期的配列によった。EDXの結果が,酸素が優勢なサンプル中にはCr,OおよびNiのみが存在し,一方各サンプル中のCr,NiおよびO構成体の比率は化学量論ではないことを明らかにした。PLの結果が,主たる紫-青発光が416nmと437nmで現れ,約450nmではブロードバンド発光が生じたことを示している。NCO-4%についての最高のPL強度は新しい対称,ナノSierpinski三角形とナノシートの出現と関係する欠陥と変成成長による。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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セラミック・磁器の性質  ,  無機化合物のルミネセンス 

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