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J-GLOBAL ID：201602252057276837   整理番号：16A1196903

eラーニング専門家養成大学院におけるコンピテンシーに基づいたポートフォリオ作成活動の試行

著者 (7件)： 根本淳子 (愛媛大学大学連携e-Learning教育支援センター四国愛媛分室) ,  根本淳子 (熊本大学大学院教授システム学専攻) ,  竹岡篤永 (熊本大学大学院教授システム学専攻) ,  竹岡篤永 (高知大学大学教育創造センター) ,  高橋暁子 (熊本大学大学院教授システム学専攻) ,  高橋暁子 (徳島大学総合教育センター) ,  鈴木克明 (熊本大学大学院教授システム学専攻)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 33  号： 2  ページ： 114-119(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： eラーニング専門家養成大学院におけるコンピテンシーに基づいた学習成果の評価活動へのeポートフォリオの導入と活用について検討した。筆者らは,ポートフォリオの活用が,カリキュラム全体の学びの成果を俯瞰し,学習者それぞれが得た成果群を統合的に捉えるなど,学習成果を振り返る機会として有用である点に着目し,eポートフォリオを導入してきた。本研究は,コンピテンシーベースの学習成果評価活動にeポートフォリオを導入し,その段階的な活用が,学習者にとってどのような効果を持つのかを実証的に明らかにすることを目的としている。本研究の対象は,ポートフォリオの活用を正規の活動としてカリキュラム内に組み込む前におこなった試行であり,eポートフォリオシステムとしてMaharaを用いた。ポートフォリオを段階的に使用することで,学習者にとって,大量のデータを整理しつつ,振り返る力を高めることに役立つことが示唆された。

シソーラス用語： eラーニング ,  *ポートフォリオ ,  カリキュラム ,  行動 ,  *能力開発
準シソーラス用語： コンピテンシィ ,  *eポートフォリオ

分類 (1件)： CAI  (JE09000G)

引用文献 (2件)：

• (1) ジャニス・A・スミス:“ポートフォリオ総論-海外の活用から-”,小川賀代,小村道昭(編)“大学力を高めるeポートフォリオ”,pp. 2-23 (2012)
• (2) 竹岡篤永,高橋暁子,根本淳子,鈴木克明:“Maharaを用いたリフレクション活動支援の試行報告”,日本教育工学会研究報告集,Vol. 15, No. 1,pp. 51-58 (2015)

タイトルに関連する用語 (6件)： eラーニング ,  大学院 ,  コンピテンシー ,  ポートフォリオ ,  活動 ,  試行