文献
J-GLOBAL ID:201602252131912598   整理番号:16A0530326

東海の地震空白域に隣接するプレート間スロースリップの再開可能性

A possible restart of an interplate slow slip adjacent to the Tokai seismic gap in Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 68  号: Apr  ページ: 68:54 (WEB ONLY)  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
東海地域は地震空白域として知られており,モーメントマグニチュード8以上の東海地震の震源域になると予想されている。予想された東海地震の震源域に隣接する地域では,プレート間スロースリップが,ほぼ2001年から発生して,2005年に沈静化した。8年後の2013年初めから再びスロースリップの兆候が見られた。これは,東海地域の長期スロースリップが繰り返し発生することを示す高密度全地球測位システムネットワークに基づく初めての証拠である。異なるトレンド除去を施された2つのデータセットが,東海スロースリップの発生を支持する類似した過渡的地殻変動と非地震性スリップモデルを生み出した。現在の東海スロースリップの中心は,以前の東海スロースリップの中心の南,浜名湖近傍にある。ほぼ一定の割合で増加する推定モーメントは,モーメントマグニチュード6.6を有する地震のモーメントに相当する。仮に進行中の東海スロースリップがまもなく沈静化するならば,東海長期スロースリップ地域において少なくとも2種類のスロースリップイベントの存在することが示唆される。すなわち,波打つ時間発展を伴って7を超える大きなモーメントマグニチュードを持つスロースリップと,ほぼ線形の時間発展を伴って約6.6のモーメントマグニチュードを持つ小さなものである。東海スロースリップは想定東海地震の応力状態をより好都合なものに変えるので,強力な監視が行われている。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地震活動 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る