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J-GLOBAL ID:201602252218460402   整理番号:16A1314798

希土類リン酸塩の合成とその機能性

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資料名:
号: 69  ページ: 1-7  発行年: 2016年10月28日 
JST資料番号: L0027A  ISSN: 0910-2205  CODEN: KIDOEP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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希土類元素は希土類リン酸塩を主成分とする鉱石から精製しており,その生成や性質について知見を得ることは重要である。主な合成法は酸化物とリン酸とを混合し加熱する乾式法と水溶液中でカチオン交換する湿式法,遷移金属イオン共存水溶液から生成する方法等がある。希土類リン酸塩には縮合リン酸塩が形成されることにより多くの種類が存在し,その中には他の金属塩では安定的に存在しにくいウルトラリン酸塩も含まれる。これらは生成条件により多孔体やゲル状になるものがあり,物性においても多様性が期待できる。例えば,高い着色力を活かした顔料,希土類組成を制御することで得られる青,緑,赤色の蛍光体,比較的高温で利用する固体電解質などの利用法が検討されている。
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