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J-GLOBAL ID：201602252422889189   整理番号：16A0399619

「経営展望」の実現に向けた線形計画モデルによる技術の経営的評価の到達点-水田作経営を中心として-

著者 (1件)： 松本浩一 (農研機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 関東東海北陸農業経営研究  (Kanto Tokai Hokuriku Journal of Farm Management)
号： 106  ページ： 29-39  発行年： 2016年02月 
JST資料番号： L7564A  ISSN： 2189-7646  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2015年に閣議決定された食料・農業・基本計画には,農業経営等の展望が示されている。そのうち農業経営モデルは35のモデルが例示されているが,今後各関係機関がこのモデルをイメージする際,革新的技術を導入した経営モデルをどう構築するかの検討を迫られ,本技術の経営的評価を行う必要がある。そこで本稿では,その評価法のひとつである線形計画法を用いて,多様化する革新的技術の特性に応じた線形計画モデルの特徴分析を行い,その適用範囲を検討した上で,技術の経営的評価研究における線形計画法の到達点並びにその限界について論じた。

シソーラス用語： *線形計画法 ,  *評価 ,  *農業 ,  *農業経営 ,  予測 ,  所得 ,  経営管理 ,  構造 ,  生産性
準シソーラス用語： *経営評価 ,  将来展望 ,  *水田農業 ,  生産構造 ,  線形計画 ,  農業所得

分類 (3件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  経営工学一般  (KA01010C) ,  数理計画法  (KA03030M)

引用文献 (14件)：

• 藤森新作・小野寺恒雄(編)(2012):『地下水位制御システムFOEAS-導入と活用のポイント』、農山漁村文化協会.
• 久保嘉治・永木正和・樋口昭則(1993):「農業経営計画論」、『農業経営研究の課題と方向-日本農業の現段階における再検討-』、日本経済評論社.
• 松本浩一(2015):「FOEASを活用した水田作を展開する農協出資型法人-K法人の事例-」、『地域農業の将来動向と担い手経営の成立・展開に必要な技術開発方向(中央農業総合研究センター研究資10)』、農研機構中央農業総合研究センター、pp.165-169.
• 松本浩一・梅本雅(2013):「大規模水田作経営における農作業ロボット導入の効果」、『関東東海農業経営研究』、103、pp.65-71.
• 松本浩一・梅本雅・澤田守(2013):「汎用化水田による水田作経営の展開可能性-地下水位制御システム導入の経営的評価-」、『農業経営研究』、51(2)、pp.25-30.

タイトルに関連する用語 (6件)： 経営 ,  展望 ,  線形計画 ,  モデル ,  評価 ,  水田