文献

J-GLOBAL ID：201602252751626591   整理番号：16A0918510

NafionXL複合膜の構造/特性関係

Structure/property relationship of Nafion XL composite membranes

著者 (4件)： Shi Shouwen (Energy Technologies Area, Lawrence Berkeley National Laboratory, 1 Cyclotron Road, Berkeley, CA 94720, USA) ,  Shi Shouwen (School of Chemical Engineering and Technology, Tianjin University, Tianjin 300072, China) ,  Weber Adam Z. (Energy Technologies Area, Lawrence Berkeley National Laboratory, 1 Cyclotron Road, Berkeley, CA 94720, USA) ,  Kusoglu Ahmet (Energy Technologies Area, Lawrence Berkeley National Laboratory, 1 Cyclotron Road, Berkeley, CA 94720, USA)
資料名： Journal of Membrane Science  (Journal of Membrane Science)
巻： 516  ページ： 123-134  発行年： 2016年10月15日 
JST資料番号： E0669A  ISSN： 0376-7388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペルフルオロスルホン酸(PFSA)イオノマ膜(一般的にはNafion)は現在,高分子電解質燃料電池(PEFC)のプロトタイプ的プロトン交換膜であり,耐久性は依然としてその商業化の技術的障壁となっている。耐久性の要求に対処する努力の中で,補強剤および/または安定剤を有するPFSA膜は,強化されていない類似体に比べてPEFCにおいて優れた耐久性を示しているので,大きな関心を集めている。耐久性の強化として調整されて,PEFCに一般的に使用される特定の膜のひとつは,NafionXLであり,機械的補強剤および化学安定剤を含むNafion系イオノマ膜である。本報では,(強化されていない)Nafion212膜と比較して,NafionXL膜の吸水量,寸法変化,導電率および機械的特性ならびにその強い異方性を報告した。さらに,小角および広角X線散乱(SAXS/WAXS)実験から決定されたNafionXL膜の水-ドメイン間隔および結晶化度について,実測特性と相関する構造/特性相関を確立した。膜のコンディショニングがその構造/特性相関,特に機械的安定性や伝導率,それらの異方性に有意な影響を及ぼすことを見出した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フッ素樹脂 ,  陽イオン交換樹脂 ,  スルホン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  イオノマ ,  *固体高分子形燃料電池 ,  *イオン交換膜 ,  *耐久性 ,  吸水 ,  電気伝導率 ,  機械的性質 ,  異方性 ,  小角X線散乱 ,  結晶度 ,  *構造活性相関 ,  複合膜
準シソーラス用語： Nafion117 ,  ペルフルオロスルホン酸 ,  プロトン交換膜

著者キーワード (5件)： Nafion XL ,  Composite membranes ,  Structure/property ,  SAXS/WAXS ,  PEM fuel cells

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (1件)： 複合膜