文献
J-GLOBAL ID:201602252774061087   整理番号:16A0467625

ヒト大腸癌細胞におけるオートファジーおよびアポトーシスの調節によるスピカトシドAの抗腫瘍活性

Antitumor Activity of Spicatoside A by Modulation of Autophagy and Apoptosis in Human Colorectal Cancer Cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 1097-1104  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: C0012B  ISSN: 0163-3864  CODEN: JNPRDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Liriope platyphyllaの塊茎から分離したステロイド性サポニンであるスピカトシドAが,抗腫瘍活性を持つかどうか調べた。スピカトシドAは,in vitroにおいて,様々なヒト癌細胞株の増殖を阻害することができた。ヒト大腸癌細胞株HCT116にスピカトシドAを処理したとき,それら細胞は形態変化を含む様々なオートファジー様の変化を示した。オートファジーに寄与するシグナル伝達経路に対する作用を調べたところ,スピカトシドAがPI3K/Akt/mTOR,MAPK,およびp53シグナル伝達経路のそれぞれの活性に影響することが確認できた。長時間のスピカトシドA処理は細胞のカスパーゼ依存的なアポトーシスを誘導した。オートファジーマーカーおよびアポトーシスマーカーの経時変化の観察実験から,スピカトシドAがオートファジーおよびアポトーシスの双方を同時に誘導していることが分かった。スピカトシドAはHCT116担癌マウスモデルに対して抗腫瘍活性を示した。スピカトシドAはオートファジーおよびアポトーシスを調節することで抗腫瘍活性を発揮する化合物であると結論付けた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ステロイド  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る