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J-GLOBAL ID:201602252859717173   整理番号:16A1339226

過去の激しい台風に基づく有明海の最も奥深い沿岸における高潮浸水の数値シミュレーション

Numerical Simulations of Storm-Surge Inundation Along Innermost Coast of Ariake Sea Based on Past Violent Typhoons
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 1221-1227  発行年: 2016年12月01日 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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有明海には,日本最大の潮差(最大6メートル)がある。有明海の先の災害が高潮と高波に起因したと考えると,湾の最も奥深い沿岸は台風が引き起こす高潮によって被害を受けることが,非常にあり得ることと考えられる。増加する高潮関連の災害への関心は,地球温暖化によって上昇する海面と増加する台風強度に関連している。地域を横断し災害をもたらす可能性がより高い台風が増えるに従って,沿岸の災害を防ぐことがますます重要になった。そうすることに向けた第一歩は被害予測であり,それには数値シミュレーションが必要である。著者らの研究は有明海にかなり影響を及ぼす台風の経路を検討した。浸水の区域と過程の両方に関連する高潮リスクを調べるため,著者らは改良された海流有限体積沿岸海洋モデルを用い,海の最も奥深い沿岸地域を水浸しにする高潮を計算した。高められた高潮が予期でき,台風が海を横断し西から北東まで移動するルートに従う地域に浸水区域が拡大する可能性があるとの結果を得た。また,著者らは,現在の気候条件の下でさえ,台風が顕著な高潮を引き起こす可能性があり,また,浸水災害が湾の最も奥深い沿岸地域に悪影響を与えるかも知れないと分かった。この地域と過程の著者らの分析は,湾の最も奥深い沿岸の周囲の洪水範囲が台風に従って変化することを示した。潜在的に最大の浸水被害の引き金となる台風のルートを決定する重要性を確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然災害  ,  海岸工学 
引用文献 (7件):

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