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J-GLOBAL ID:201602252871189140   整理番号:16A0687032

Tiのマイクロアロイングによる共晶近傍の高性能Al-Si-Mg合金形材の開発

Development of high performance near eutectic Al-Si-Mg alloy profile by micro alloying with Ti
著者 (6件):
資料名:
巻: 660  ページ: 141-147  発行年: 2016年03月05日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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共晶近傍の高性能なAl-Si-Mg合金形材を0.1wt.%Tiのマイクロアロイングによって開発した。異なった加工条件でTiの有無による共晶近傍Al-Si-Mg合金の引張特性を試験し比較した。微細構造の進展を光学顕微鏡,走査型電子顕微鏡(SEM),電子後方散乱回折(EBSD),および透過電子顕微鏡(TEM)で観察した。その結果,0.1wt.%Tiを合金化したA2合金の降伏強さ(YS),極限引張強さ(UTS),および伸びは,それぞれ最大193MPa,296MPa,および12.3%を示した。中でも,引張強さは押出成形された母合金よりも約50%高くなり,0.1wt.%Zrあるいは0.1wt.%Vをマイクロアロイングしたベース合金さえも上回った。0.1wt.%Tiの添加で,鋳放Al-Si-Mg合金の微細構造に対し明らかな微細化効果が見られた。しかし,鋳放し後の機械的性質に対するTiの添加の強化効果はわずかであった。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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