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J-GLOBAL ID:201602253235928795   整理番号:16A1114349

アニーリング処理した金属ガラスリボンの近傍面材料応答に及ぼすイオン照射効果のナノインデンテーション効果

Nanoindentation Studies of the Effects of Ion Irradiation on the Near Surface Mechanical Response of Annealed Ti40Cu32Pd14Zr10Sn2Si2 Metallic Glass Ribbons
著者 (6件):
資料名:
巻: 138  号:ページ: 041403.1-041403.8  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: B0901A  ISSN: 0742-4787  CODEN: JOTRE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,先に,金属ガラス(MG)を冷却して作製したリボン(厚さ20~30μm)に,4MeVでFe++イオンを照射して,MGの延性改善,硬度減少,弾性定数減少,延性増加を示した。本研究では,厚さ約30μm,長さ5~8mmの,チタン基MGの,Ti40Cu32Pd14Zr10Sn2Si2の,表面近傍機械応答に及ぼす,ガラス転移温度以下および室温でのイオン照射による,アニーリング効果への影響を調べた。Berkovich圧子および球面圧子を用いた,ナノインデンテーションが実施された。MG試験片は,真空中で,573Kおよび673Kで,4時間の等温アニールが施された。アニーリングにより,試験片の硬度増加,延性低下が見られた。アニーリング後の試験片に対し,室温で,エネルギー3.5MeVの,Cu++イオンで,フルエンス1x1012個/m2,または1x1016個/m2の条件で照射が行われた。アニーリング後に1x1012個/m2で,イオン照射された試験片の,ナノインデンテーション試験は,硬度低下と延性増加を示した。球面圧子下で,平均接触圧と臨界剪断応力の値は,イオン照射後に,剪断帯が容易に形成されることを意味したが,イオン照射フルエンスを,1x1016個/m2に増加すると,逆に試験片の硬度増加と,延性減少が見られた。
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分類 (1件):
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潤滑一般 

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