文献
J-GLOBAL ID:201602253787517506   整理番号:16A0781834

漂着した水生植物による山中湖への窒素・リン・有機炭素負荷量の推定

著者 (3件):
資料名:
号: 59  ページ: 85-87 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0180A  ISSN: 2186-5566  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
山梨県の山中湖に生息している水生植物(沈水植物)を枯死させた際の栄養塩類の溶出量の継時変化を測定するとともに,栄養塩の溶出量と平野ワンドへ漂着した水生植物の湿重量から,平野ワンド内の窒素,リン,有機炭素の負荷量を推定した。実験では採取した水生植物を蒸留水中で枯死させ,溶存態全窒素(DTN),溶存態全リン(DTP),溶存態全有機炭素(DTOC)の溶出量を測定した。なお対象とした水生植物はセキショウモ,クロモ,ホザキノフサモ,ホソバミズヒキモ,センニンモ,エビセンニンモであった。6種類の水生植物からのDTN,DTP,DTOCの溶出量の継時変化を測定するとともに,窒素,リン,有機炭素の負荷量を測定した。実験の結果,平野ワンド内に漂着する水生植物量が一定であると仮定すると,平野ワンド内全域の年間負荷量はDTNが1.3 kg,DTPが0.16 kg,DTOCが1.7 kgであるとの結論を得た。DTNとDTOCの溶出量が最も大きかった水生植物はホソバミズヒキモ,DTPの溶出量が最も大きかった水生植物はホザキノフサモであった。この結果から,漂着した水生植物を回収することにより,湖内に還元される窒素,リン,有機炭素の負荷量を軽減できると考えられた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水質調査測定一般  ,  湖沼汚濁  ,  その他の汚染原因物質 

前のページに戻る