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J-GLOBAL ID：201602254765542877   整理番号：16A0534240

音声と背景音楽のための新しい音響混合方法

NOVEL SOUND MIXING METHOD FOR VOICE AND BACKGROUND MUSIC

著者 (2件)： OWAKI Wataru (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI Kota (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN)
資料名： Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing  (Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing)
巻： 2015 Vol.1  ページ： 290-294  発行年： 2015年 
JST資料番号： E0316B  ISSN： 1520-6149  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,音声を隠さずに音声と背景音楽(BGM)を混合させることができる新規な音響混合方法を提案した。この方法は入力信号のレベルを考慮することなく使用することができた。検討の結果,「スマートミキサ」と名付けた構造に基づいた新しいタイプの音響混合器を開発した。提案した方法は,2つの重要な要素より成っている。第1の要素は,新たに開発した非線形処理を,各時間領域と周波数領域の両方で行ったことである。第2の要素は,スマートミキサで音声の可聴性を維持するための実装方法として,MPEG-Iオーディオに含まれる心理音響モデルの採用であった。従来の方法においても心理音響モデルが適用されてきたが,環境雑音を処理できないため音声のみを処理したが,本提案の方法では音声とBGMの両方を処理することができた。提案手法の有効性は,6人の男性被験者による実際の音響信号を用いた聴覚実験の結果によって実証した。

シソーラス用語： *音声 ,  *音楽 ,  *混合 ,  音響 ,  混合装置 ,  改変 ,  心理音響 ,  環境騒音 ,  MPEG ,  聴覚
準シソーラス用語： *背景音楽 ,  混合器 ,  可聴化 ,  環境雑音

分類 (3件)： 音声処理  (JE05000E) ,  音響測定  (BB03040R) ,  システム最適化手法  (IA02050Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 音声 ,  背景音楽 ,  音響