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J-GLOBAL ID:201602254956838400   整理番号:16A1272205

仮想組織プラットフォームの相互運用性はeサイエンス環境におけるロングテールを提供する

Virtual Organization Platform Interoperability Provides the Long Tail an eScience Environment
著者 (6件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 609-619(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0109A  ISSN: 1882-6652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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eサイエンスのコアテクノロジーは,1つの仮想インスタンスとして見えるように分散したリソースを結合したものであり,その共有仮想リソースのインターネット上で共同研究を可能にする。eサイエンスは,グリッドコンピューティングの分野における”ビッグサイエンス”の支援を通じて,共有リソースを最初に受け入れた。対照的に,新興のクラウドサービスは,共有コンピューティングやディスク資源などのハイエンドのeサイエンス施設を一般の研究者に手頃な価格で提供している。選択するサービスはたくさんあるが,特定のコラボレーションによって提供されるサービスを利用する際には,ユーザは常に研究者として認証される必要がある。大学のアイデンティティ連合の世界規模での展開を効果的に活用することで,より安全で,簡単に,拡張性が高い,完全で一貫したeサイエンス環境を構築することができる。アイデンティティ連合における最近の目立った傾向の1つは,主に組織に所在し,認証を受けているが組織内で特定の役割で行動している個人で構成された組織である仮想組織(VO)をサポートしていることである。グリッドコンピューティングでも同様のテーマが浮かび上がっている。しかし,すべての既知の現行スキームには,すべての仮想組織は今日では大体が特注であるため,VO情報を共有するための共通の方法がなく,これらの専用設計の導入では,VOが出現する連合,国,プロジェクトの主なニーズを考慮しており,各連合は,VOとの統合とVOへの情報提供で異なった基準を採用することになる。本稿では,グリッドコンピューティング分野での進化を評価した後に,より幅広いアイデンティティ連携の進展を分析することで,VOテクノロジーに関する歴史的な展望を示した。最後に,潜在的な進化経路を3つの自然なカテゴリに分け,今日そして将来のこれらの新しい利用例に適合するように,現在のVOテクノロジーとその能力を技術的および運用的に比較した。関連する各当事者にどれだけの開発コストと運用コストが許容されるかを反映して,これらのうちの2つは,統一されたグローバルVOプラットフォームへの短期的および長期的な移行の好ましい選択肢と見なすことができた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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その他の計算機利用技術  ,  計算機網 
引用文献 (32件):
  • [1] Foster, I., Kesselman, C. and Tuecke, S.: The Anatomy of the Grid: Enabling Scalable Virtual Organizations, International Journal of High Performance Computing Applications, Vol.15, No.3, pp.200-222 (online), DOI: 10.1177/109434200101500302 (2001).
  • [2] Butler, R., Welch, V., Engert, D., Foster, I., Tuecke, S., Volmer, J. and Kesselman, C.: A national-scale authentication infrastructure, Computer, Vol.33, No.12, pp.60-66 (online), DOI: 10.1109/2.889094 (2000).
  • [3] Chervenak, A., Foster, I., Kesselman, C., Salisbury, C. and Tuecke, S.: The Data Grid: Towards an Architecture for the Distributed Management and Analysis of Large Scientific Datasets, Journal of Network and Computer Applications, Vol.23, No.3, pp.187-200 (online), DOI: http://dx.doi.org/10.1006/jnca.2000.0110 (2000).
  • [4] The Globus Security Team: Globus Toolkit Version 4 Grid Security Infrastructure: A Standards Perspective, Globus Alliance (online), available from <http://toolkit.globus.org/toolkit/docs/4.0/security/GT4-GSI-Overview.pdf> (accessed 2015-11-01).
  • [5] The Globus Security Team: GT 6.0 GSI C Security: Key Concepts, Globus Alliance (online), available from <http://toolkit.globus.org/toolkit/docs/6.0/gsic/key/index.html> (accessed 2015-11-01).
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