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J-GLOBAL ID：201602255055040634   整理番号：16A0448792

監査制度の再構築に向けた正統性からの考察-情報提供としての監査報告書-

著者 (1件)： 嶋津邦洋 (立正大 経営)
資料名： 立正経営論集  (Rissho Management Review)
巻： 48  号： 1  ページ： 107-126  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： L6592A  ISSN： 0286-1224  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 監査法人制度が設立された当時とは異なり,合併などにより寡占化も進み,国際化も進展してきた。それに伴い,監査手法も変化し,監査リスクという概念も導入され,財務リスクからビジネスそのもののリスクまで問われるようになり,損害賠償責任の無限連帯責任も現実にそぐわないものになった。この報告では,監査制度の「正当性」に着目し,リスク社会論の観点から,監査制度の再構築に向けた考察を行った。監査制度は「第三者」として「信頼性の付与」や「合理的な保証」を行うものであるが曖昧性の源泉ともなる。そこで,それに代わるものとして「第三者」として「情報の提供」の役割を強調した。豊富な情報は曖昧性を減少させる。リスク社会論の観点で見ると,多様な視点でリスク解釈が可能となる。

シソーラス用語： 再構成 ,  検証 ,  *情報サービス ,  *外部監査 ,  報告書 ,  *リスク管理 ,  財務管理 ,  価値 ,  信頼性 ,  保証
準シソーラス用語： ビジネス価値 ,  会社報告書 ,  再構築 ,  財務リスク分担 ,  情報信頼性 ,  *情報提供 ,  信頼性保証

分類 (2件)： ドキュメンテーション  (IA01030W) ,  経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 監査 ,  制度 ,  再構築 ,  情報提供 ,  報告書