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J-GLOBAL ID：201602255145339809   整理番号：16A0391065

DFBレーザーモジュールを用いた光トライオードのマルチキャスティング特性

Multicasting Characteristics of All-Optical Triode Based on DFB Laser Diode Modules

著者 (4件)： 原田雄規 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  天野亮 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  谷本浩一 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  前田佳伸 (近畿大 大学院総合理工学研究科)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 44  号： 4  ページ： 260-263  発行年： 2016年04月20日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 全光信号処理は,光信号を電気信号に変換することなく高速に処理する技術で,通信ネットワークの高効率化や高速化を可能にする。全光信号処理では,高速化や低消費電力化が必要不可欠である。全光信号処理用の光学素子として,光トライオードを開発している。光トライオードは,半導体光増幅器を2段用いたタンデム波長変換型3端子光信号増幅素子である。本報告では,2つのDFBレーザモジュールを用いた光トライオードの特性について報告した。単一波長の入力光を複数の異なる制御光の波長に波長変換して伝送する4チャネルの全光マルチキャスティング特性を示した。また,入力光および制御光の波長依存性も示した。光トライオードに入射される制御光が短波長の場合には,出力光の消光比が高くなり,BER測定のパワーペナルティが減少することが分かった。

シソーラス用語： *光学素子 ,  トランジスタ ,  光制御 ,  *分布帰還形レーザ ,  回路モジュール ,  マルチキャスト ,  半導体レーザ ,  信号処理 ,  光信号 ,  電気信号 ,  信号変換 ,  通信網 ,  半導体光増幅器 ,  周波数変換 ,  モジュール ,  波長依存性 ,  消光比 ,  誤り率 ,  符号誤り ,  ペナルティ ,  伝送品質 ,  光モジュール
準シソーラス用語： BER【誤り率】 ,  パワーペナルティ ,  マルチキャスティング ,  *光トライオード ,  全光信号処理

分類 (1件)： その他の光デバイス  (BD06060O)

引用文献 (6件)：

• 岡嶋 亮輔,藤川 祐真,前田 佳伸: レーザー研究 40 (2012) 706.
• 田島 一人,中村 滋,上野 芳康: 電子情報通信学会誌 86 (2003) 114.
• Y. Maeda and L. Occhi: IEEE Photon. Technol. Lett. 15 (2003) 257.
• 前田 佳伸,幸元 直樹: レーザー研究 33 (2005) 189.
• 植之原 裕行: レーザー研究 32 (2004) 520.

タイトルに関連する用語 (4件)： DFBレーザー ,  モジュール ,  光トライオード ,  マルチキャスティング