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J-GLOBAL ID:201602255340629121   整理番号:16A0580292

鉛イリジウムキューブをペルオキシダーゼの模倣として用いる感受性ラミニン検出のための自己増強したN-(アミノブチル)-N-(エチルイソルミノール)類縁体に基づく電気化学発光の免疫センサー

Self-enhanced N-(aminobutyl)-N-(ethylisoluminol) derivative-based electrochemiluminescence immunosensor for sensitive laminin detection using PdIr cubes as a mimic peroxidase
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 15  ページ: 8017-8023  発行年: 2016年04月21日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,自己増強したN-(アミノブチル)-N-(エチルイソルミノール)(ABEI)類縁体に基づく電気化学発光(ECL)免疫センサーがラミニン(LN)を測定するため,シグナル増幅用にペルオキシダーゼの模倣として鉛イリジウムキューブを用いて作られた。最初に,効率的なペルオキシダーゼ模倣能,広い特異的な表面積および良好な安定性と均質性をもつ鉛イリジウムキューブが合成された。それから,L-システイン(L-Cys)とABEIが鉛イリジウムキューブ上で不動化され,自己増強したECLナノ複合体(PdIr-L-Cys-ABEI)を形成した。このナノ複合体では,鉛イリジウムキューブは触媒定数がセイヨウワサビのペルオキシダーゼ(HRP)より高く,効果的にH2O2の分解を触媒し,ECLのABEI強度を促進できる。さらに,鉛イリジウムキューブは容易に官能基で修飾でき,望まれる支持的プラットフォームに適応可能である。一方,AEBIの共反応物L-Cysはより短い電子移動距離を与えることによってL-CysとABEI間のエネルギーロスを減じる分子内ECL反応のために効果的に発光効率を促進できる。本開発戦略では自己増強ECL発光原子団としてのABEI類縁体とペルオキシダーゼの模倣としての鉛イリジウムキューブを組み合わせて,結果として有意に高いECLシグナルアウトプットを得た。また,本戦略はLNに対する高い感受性と選択性を示し,これは著者らのアプローチが様々な蛋白質のモニタリングに潜在的に適用できることを示唆する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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消化器の基礎医学 
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