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J-GLOBAL ID：201602255412573205   整理番号：16A1324948

細胞外小胞によるコミュニケーション:我々はどこに居るのか,そしてどこへ行けばよいのか

Communication by Extracellular Vesicles: Where We Are and Where We Need to Go

著者 (2件)： Tkach Mercedes (Institut Curie, PSL Research University, INSERM U932, 75005 Paris, France) ,  Thery Clotilde (Institut Curie, PSL Research University, INSERM U932, 75005 Paris, France)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 164  号： 6  ページ： 1226-1232  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多細胞生物では個々の細胞は単一分子から成る信号を送り出すことで情報の交換を行う。あるいは文献に見いだされることが徐々に増えているように,細胞外小胞(EVs;エキソソーム,マイクロベシクルや他の名称でも呼ばれる)と呼ばれるタンパク質,脂質や核酸を含む複雑なパケットを介して情報が交換される。このレビューではEV分泌に関して記載された中で最も印象的ないくつかの特徴を取り上げるが,その生理学的な役割に関する知識の限界も提示する。in vivoで稼働するEV介在経路の存在が示唆され始めているが,これらの効果に関与するEVの実際の性質に関しては未だ明確化が必要である。本稿では腫瘍細胞とその微小環境の背景に焦点を当てるが,EVが介在するコミュニケーションが起こると想定されるあらゆる病理/生理学的システムに同様の結果と課題が当てはまる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *細胞構成体 ,  コミュニケーション ,  分泌 ,  環境 ,  腫瘍細胞 ,  mRNA ,  免疫
準シソーラス用語： *細胞外小胞 ,  腫瘍内微小環境

分類 (1件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 細胞外小胞 ,  コミュニケーション