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J-GLOBAL ID:201602255718815768   整理番号:16A1366708

Pt担持TiO2光触媒上での酵素的加水分解クロレラからの犠牲的水素製造

Sacrificial Hydrogen Production from Enzymatic Hydrolyzed Chlorella over a Pt-loaded TiO2 Photocatalyst
著者 (3件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 599-604(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0217A  ISSN: 0916-8753  CODEN: JJIECE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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クロレラは光合成色素葉緑素を持つ単細胞緑藻類である。光合成を通じて,二酸化炭素と水,日光,少量の鉱物だけを必要として,それは急速に増殖する。乾燥クロレラは約45%のタンパク質と20%の脂肪,20%の炭水化物,その他から成り,クロレラの糖化と発酵によるエタノール収率は低い。したがって,酵素的加水分解とPt担持TiO2光触媒(Pt/TiO2)上での光触媒反応で,クロレラからの水素製造について調べた。リン酸塩緩衝液(60mL)中でプロテアーゼやセルラーゼ,キシラナーゼなどの加水分解酵素(1.0g)を使用して,クロレラ(10.0g)の酵素的加水分解を行った。加水分解の後に,沈殿を遠心分離して,上澄みの酵素的加水分解水溶液(EH)を得た。プロテアーゼ加水分解から得られたEH溶液が,凍結乾燥の結果として多量の加水分解物を含んでいることがわかった。ニンヒドリンを使用する比色分析によって,EH溶液の主な成分はアミノ酸であることがわかった。EH溶液は高圧HgランプによるUV照射下でPt/TiO2上での犠牲的水素製造にかけられた。プロテアーゼ加水分解とPt/TiO2上の光触媒水素製造によって1.0gの乾燥クロレラから57.9mgの水素が得られた。これは,クロレラからの犠牲的H2生産に関する最初の報告である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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気体燃料の製造  ,  植物の生化学  ,  光化学一般 
引用文献 (16件):
  • 1) McKendry, P., Bioresource Technology, 83, 37 (2000)
  • 2) Ward, O. P.; Singh, A., Adv Appl Microbiol, 51, 53 (2002)
  • 3) Yasuda, M.; Ishii, Y., Ohta, K., Bioprocess Eng., 19, 943 (2014
  • 4) Yasuda, M.; Takenouchi, Y.; Nitta, Y.; Ishii, Y.; Ohta, K., Bioenergy Res., 8, 1303 (2015)
  • 5) Fujishima, A.; Rao, T. N.; Tryk, D. A., J. Photochem. Photobiol. C: Review, 1, 1 (2000)
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