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J-GLOBAL ID:201602256553961788   整理番号:16A0706056

チャ輪斑病を引き起こすQoI剤耐性Pestalotiopsis longiseta分離株の集団遺伝構造

Population Genetic Structure of QoI-Resistant Pestalotiopsis longiseta Isolates Causing Tea Gray Blight
著者 (3件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 1686-1691  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: B0436C  ISSN: 0191-2917  CODEN: PLDIDE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チャ輪斑病を引き起こすPestalotiopsis longisetaにおけるキノン外部阻害(QoI)殺菌剤に対する耐性は,日本における茶の栽培では深刻な問題である。本研究では,QoI剤耐性菌の発生実態と分布拡大を推定するため,日本で最大の茶産地である静岡県の牧之原台地において,QoI剤耐性菌の集団遺伝学的解析を行った。その結果,単純配列反復間(ISSR)分析によって,395圃場に由来する1083分離株から,42のISSRタイプが検出された。このうち,18,7と38のISSRタイプは,各々,高度耐性,中度耐性と感受性の分離株であった。QoI剤感受性または採取場所に対応する系統発生関係は認められなかった。各地域のQoI剤耐性分離株では,異なるISSRタイプが優占していた。地域間や生産者間での高度耐性分離株の集団において,有意な遺伝的分化が起こっていることが明らかとなった。こうした結果から,QoI剤耐性菌は,牧之原台地の各地域の至るところで,雨の水しぶきや茶葉摘採機などによる自然と人為的伝染によって分布拡大していることが示唆された。
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分類 (4件):
分類
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菌類による植物病害  ,  し好料作物  ,  微生物に対する農薬  ,  集団遺伝学 

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