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J-GLOBAL ID:201602256866635824   整理番号:16A1392193

代謝物と蛋白質の統合的解析は,キウイフルーツの成長と熟成における合成サイトカイニンの組織特異的機能の側面を明らかにする

Integrated analysis of metabolites and proteins reveal aspects of the tissue-specific function of synthetic cytokinin in kiwifruit development and ripening
著者 (7件):
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巻: 143  ページ: 318-333  発行年: 2016年06月30日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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果物の生育と熟成は高度に協調した植物ホルモン活性に依存している。合成サイトカイニンN-(2-クロロ-4-ピリジル)-N’-フェニルウレア(CPPU)の果物の生育促進における役割は知られているが,その機構はよく分っていない。我々は,キウイフルーツ(Actinidia deliciosa)の収穫前及び収穫の生物学に対する満開後20日でのCPPU投与の影響を調べた。得られたデータから,CPPUは小型細胞の拡大によって生育を促進することが分かった。果実の生育の間,生体防御に関連する16種類の蛋白質がCPPUにより増加した。また,CPPUは外果皮において19種類の極性代謝物の発現を変化させた。糖類のホメオスタシス,細胞壁の修飾,TCA回路やミオイノシトール経路がCPPUにより最も大きな影響を受けた。2か月間0°Cで保存した後に20°Cで熟成させるとき,CPPUはエチレン産生を抑制し,中央胎座の軟化を維持した。19種類の中央胎座蛋白質と外果皮及び中央胎座の15種類の代謝物が,熟成したキウイフルーツにおいてCPPUによる影響を受けた。これらの知見は,外部から与えたサイトカイニンによる果実の生育と熟成の調節に関する理解を増進する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化  ,  植物ホルモン  ,  物質の代謝  ,  遺伝子発現 

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